2011年6月8日水曜日

英語ができなくても海外で働ける理由


おそらく多くの人は
海外で生活するには英語(外国語)ができないとダメだと思っている。
実際にそれは正しいです。

仮に家に引きこもっていたとしても、
スーパーで食料品を買わないといけないし、
レストランで注文できないといけない。
海外でこういった最低限の外国語ができなければ死活問題になります。

じゃあ海外で仕事をする場合はどうか。
普通は、こう思うでしょう。
「外国語で仕事ができるなら、その言葉が流帳である証拠」

一見その通りに思えますが、これには例外があるのです。

僕の知り合いで、アメリカ、ヨーロッパ、中国で数年間
海外駐在していたAさんがいます。
英語どころか数ヶ国語を話せるスゴイ人だと思っていましたが、
本人は「全然そんなことはない」と言うのです。

その証拠に、
「レストランで注文もできなかった」と言うのです。

「外国語を使って仕事ができる人が、レストランで注文もできない」
というのは矛盾していると思うかもしれませんが、
これは実際に起こり得ることなのです。

Aさんの場合、化学系の企業だったため、
「言葉が分からなければ、化学式を伝えれば通じる」
と言っていました。

つまり、仕事の専門性(理系度)が高いため、高い言語能力がなくても
同僚やお客さんとコミュニケーションが取れてしまう、ということなのです。

僕の後輩で太陽電池の研究をしてる人がいて、
今度、学会の発表でシアトルに行くそうです。
正直言って「おまえ英語できたっけ?」というやつで、
ほとんど英語はできないし、もしアメリカに置き去りにされたら、
リアルに飢え死ぬ可能性が高い。

だけど、太陽電池についての専門知識がすごいから
多少英語ができなくても、研究者同士ではコミュニケーションが取れてしまう。
たぶんこっちは、単語がわからなかったら数式で伝えるのでしょう。

こんな風に、理系の専門知識は時に言葉を超える。

だから、僕がアメリカに留学していたころも、
工学部・物理学部の外国人留学生には英語ができないやつが多かった。
これは、彼らの言語能力が特別劣っているわけじゃなく、
そもそも英語がそんなにできなくても、授業に付いていけるということ。
つまり、工学系の専門知識が英語能力の低さを補っていると言える。

これが逆に、哲学・社会学・政治学と言った人文学系の場合、
高度な英語運用能力が必要になるので、
そもそも英語ができないと授業に付いていけない。

これは工学と政治学の教科書を見較べれば一目瞭然!
工学の教科書は図・写真・数式ばっかりだけど、
政治学の教科書は難解な単語ばっかりです。

普通の外国人にとって、弁護士や営業といった
高い外国語能力を必要とする職業に就くことは難しい。
でも、理系度が高い職業(エンジニアとかIT技術者)であれば、
言語能力の低さを専門知識で補完することができるのです。

普通、「英語ができる」と聞くと、生活面での英語ができると思いがち。
ショッピングに行って店員としゃべったり、
映画館で外国語の映画を字幕なしで見たり、といった感じです。
海外で暮らしてて、こういった生活面を外国語で過ごす。
多くの人にとってこれは外国語を勉強する楽しみであり、憧れでしょう。

でも実際は、そんなプライベートで使う英語はサッパリできなくて、
仕事面での英語ができるだけという場合もあるのです。

生活面での英語能力と、
仕事面での英語能力は切り離して考えたほうがいいのかもしれません。

2011年6月3日金曜日

就活イベントで発表します@関西外大



今週土曜日、6月4日に関西外国語大学で就活イベントが開催されます。
外大の卒業生が20人くらい招集される予定で、
その中に僕も入っています。

そもそもこのイベント、去年に卒業生の有志で始めたのがきっかけで始まって
なかなか好評だったらしく、今年もやろう!ということになったそうです。

このイベントに参加するメリットとして、

1.留学経験のある卒業生(社会人1〜3年目)の社会人話が聞ける

2.卒業生にとっては、卒業生同士の人的ネットワークを作ることができる

外大に限らず、多くの大学生にとって大学の先輩から仕事話を聞くのはおもしろい。
特に学生は仕事についての情報をあまり持っていないので、
実際に企業で働いている卒業生から聞く話は新鮮だと思います。

2に関しては、僕が楽しみにしている点です。
20人集まる卒業生はそれぞれ違う職種や業界で働いているので、
情報を仕入れたり、コネクションを作ったりするのに最適だからです。
もちろん、在校生とも積極的にネットワークを作りたいと思っています。

さて、僕は当日、プレゼンテーションをします。
テーマは「自分に合った仕事に就くにはどうしたらいいか」です。
難しそうな問題ですが、具体的でわかりやすい答えを用意してあります。
僕は別に就活の専門家じゃないし、いわゆる就活エリートでもないので、
「いかに企業の採用面接をくぐり抜けるか」的な話をするのは無理があります。
なので、こんな感じにテーマをちょっと幅広くして、
就活に忙しい4年生以外の学生でも楽しめる内容にしました。

まあ就活エリートを目指してる方は、大企業に就職した卒業生もいるので、
そちらのプレゼンを聞いてもらったらいいかと思います。

渡辺正裕著の「35歳までに読むキャリアの教科書」を
短くまとめた内容になっているので、
「どこかの会社員がなんかテキトーなこと話してるだけ」
みたいなことにはならないはず。

この本、大学生だけじゃなく、社会人にも強くオススメしますよ。

イベントは6月4日、午後12時半から15時まで。
場所は関西外国語大学、国際交流センターで開催します。

今年もこれからも、就職戦線は大変になると思います。
僕は運良く職に就いていますが、明日は我が身。
ある意味、就活生と同じ危機感を持っていますので、
キャリアについて真剣に考えることが多いです。

興味があればぜひ、聞きに来てください。

2011年5月24日火曜日

ニッカウイスキーが当たった!


今日、ニッカウイスキーが届きました。
買ってないのに!と一瞬思ったんですが、
以前、「バー読」というipadアプリで応募したのを思い出しました。

この懸賞は、商品のために応募するタイプじゃなく、
「アンケートに答えると抽選で何名かに当たります」的なもの。
イケアのこともあるし、最近ツイてるかもしれません。

さて、このアプリ、悪くはないアプリです。
アプリを立ち上げると、バーの写真とジャズが流れ始めて
バーで聞こえる"音"が聞こえてきます。
印象的なショートストーリーがいくつかあって、
音楽を聴きながら簡単な読書できるというもの。

第1話は、ある普通の日本人サラリーマンに、
チュニジアで暮している友人から手紙が来るというもの。
ストーリー自体は悪くないけど、
すべてのストーリーにウイスキーの固有名詞を入れるのはやめたほうがいいと思う。例えば、その「友人からの手紙」には、
「今度日本に帰ったら一緒に【竹鶴】っていうお酒を飲もう」
みたいな一文がある。

この「竹鶴」っていうのは
おそらくこの会社が売っているお酒の名前ですが、
読んでいるほうからすると「なんだ、結局宣伝かよ」
と感じてしまい、雰囲気が台無しになる。

宣伝するのを否定してるわけじゃないし、
お酒を売るためにアプリを作ったのはわかるんだけど、
「宣伝かよ」って思った瞬間に大抵の人は読むのをやめる。

どんなに素晴らしいストーリーでも、まず読まれないと意味がない。

そこを理解すれば、もっといいアプリになると思います。

ま、とりあえず乾杯!

2011年5月22日日曜日

アメリカ流「Youtubeの楽しみ方」2選

こんな題名を書いておきながら、
YouTubeが好きになったのは、つい最近のことです。
そもそもYouTubeなんてこれまでほとんど観たことがなかった。

知っての通り、YouTubeでは自分の動画をアップロードして
他人と共有することができるわけだけど、みんなが動画を編集するわけじゃないし、
見るに値しない動画もYouTubeの中にはたくさんあります。

僕がこれまでYoutubeを見なかった理由は、そういう「ノイズ」が多かったからで、
正直言って、Youtubeの楽しさがよくわからなかった。
要するに「クズ動画を集めたサイト」くらいにしか思ってなかったのです。

Youtubeが気に入らなかった理由をまとめると、

①低品質(テレビのほうがよっぽど高品質)、
②ノイズ(見るに値しない動画)が多い
③そもそも数分の動画しか見れないとかありえない

その考え方が少し変わったのは、自分の映っている動画がアップロードされたとき。
大学にいたとき、キャンパス内でアカペラコンサートに出演したことがあって、
たまたま聞きに来ていたアメリカ人の1人が、その様子をビデオに撮っていたのです。

画質も音質も全然良くないビデオでしたが、
自分が映っていたので、「なかなかいいビデオだ」と思ったわけです。

おそらく、この現象は誰にでも起こります。
つまり、
自分や、自分の知っている身近な人(友達など)が映っているビデオなら、
映像のクオリティが低くても、けっこう気に入ってしまうのです。

なので、Youtubeを楽しむ方法その1は、
自分で動画をたくさん撮って、アップロードすること。
それに、動画をアップロードしている友達を持つことです。

ただ、これはかなりアクティブな人向けで、
動画好きなアメリカ人ならともかく、
日本ではYouTubeは観るだけでいいという人が大半だと思います。

ただ、テレビ番組や映画といったコンテンツは
YouTubeからどんどんなくなっていく傾向にあり、
そういう視聴には向かないように思います。

そこで、Youtubeを楽しむ方法その2
ユーチューバー(Youtuber)を探すことです。

YouTuberとは、YouTubeをよく見る人、という意味じゃなく、
Youtubeに動画をアップロードすることで、有名になった人達のことです。

日本ではchkirinのように、ブログを書き続けて有名になった人がいますが、
アメリカではYouTubeをアップし続けて有名になった人もいるわけです。

この前アメリカ人の友達におすすめのYoutuberを教えてもらったのですが、
日本人でもわかりやすいものだけ選ぶとこんな感じです。

Niga Higa 
日系アメリカ人のRyan Higa君がやってる人気のYoutubeチャンネル。
ビデオだからできる多彩なワザなどに注目です。

Improv Everywhere
下の動画は、ニューヨークのでかい駅で、おもしろいドッキリをやってのけたというもの。
こんな感じで、公共の場でやるドッキリが多いチャンネルです。

WongFu Productions
カリフォルニア発の映像制作プロダクション、
と言っても3人組の小さな集団で、
もともとYoutubeに動画をアップロードして有名になったので
今でもYoutubeで多くの購読者を集める人気チャンネル。
下のショートムービーは上のNiga Higaとの合作なので、
笑える部分はRyan Higa君のユーモアですが、
映像の作り・アクション・構図などはWongFu色が出ています。
わかりやすいアクションコメディーなので、
英語がわからなくても、ストーリーはつかめると思います。

こういうYoutuberって日本人ではいないですよね?
僕は聞いたことないです。

ある程度の購読者数を集めるくらい有名になると、
YouTubeからYouTube partnerとして登録依頼が来て、
広告に協力する見返りにお金をもらえるそうです。

さらに、人気のYoutuberには、
視聴者だけじゃなく、企業も集まってきます。

シドニー在住のYoutuber Natalieさんは
Community ChannelというYoutubeチャンネルを運営しているのですが、
大手海外旅行ガイド出版社Lonely Planetからのオファーがあったそうです。

その中身は、Natalieさんに世界の観光地へ行ってもらい、
Youtubeでレポートしてもらうというもの。

おもしろい企画ですよね。
それにタダで世界旅行できるなんて羨ましい!

こんな風に、こういうYoutuberの動画は、
ただの「おもろい動画」に留まらず、
広い範囲でマネタイズされている点がおもしろい。

最近Youtube観ていない、という人は
この機会にお気に入りのYoutuberを探してみてはどうでしょう?

2011年5月16日月曜日

「台湾ありがとうTシャツ」を作ってます



東日本の震災に対する台湾からの寄付がすごくてニュースになっています。


僕はこのニュースを聞いたときすごく感動しました。
寄付してくれたのは台湾だけじゃないけど、
台湾の物価水準が日本の数分の1、ということを考えれば、
この額の寄付を集めたのは本当にすごいことだと思います。

少し前に「謝謝台湾計画」というのがあって、
台湾の主要新聞に感謝の広告を載せる費用を集める計画で、
ツイッターで広まり、多額のお金が集まったというものです。
これは実際に台湾の新聞に「台湾ありがとう」の広告が載ったそうです。

新聞に感謝の広告を載せるのもいいですが、
ぜひ台湾に行って、台湾人に「ありがとう」って言いたいですね。

金美齢さんが、先週の「そこまで言って委員会」で
「台湾に感謝したいならぜひ台湾に旅行に来てください」
と言っていたけど、ホントにいいアイデアだと思います。
旅行という形で恩返しになるので、みんなが満足できる。
実際、台湾はとてもいいところです。

僕も台湾に行きたいと思っているのですが、
どうせ行くなら「謝謝台湾」的なTシャツでも着ていきたい。
実際に「謝謝台湾」と書かれたTシャツを着て台湾に行った人もいるそうですが、検索してもそんなTシャツは売ってないので、おそらく自作したんだと思います。

そこで思いついたのが、
Tシャツを作る、というアイデア。
ちょうど、友達の台湾人でデザイナーをしている人がいました。

何度か絵を見せてもらったことがあるのですが、
おもしろい絵を書く人です。
アイデアを話してみると、二つ返事で引き受けてくれました。
本人もかなりやる気があるらしく、
「サンプルの絵が書けたらすぐに見せるから」
と言ってくれました。

そういうTシャツ、あったら買いたいと思いますか?
今それを、日本で売り出そうと考えています。

今考えてるのは、利益の何割かを、
台湾の慈善団体に寄付するというアイデア。
今世界中のメディアは震災のことばかり報道してるので
東日本の日本人には寄付は集まります。
でも、それ以外にも寄付を必要としてる人はいるはず。

おそらく、台湾にも寄付を必要としてる人はいるはずで、
そういう人たちのために寄付しようと思っています。
震災寄付の恩返しとして。

誤解のないように言っておくと、
全額寄付をするつもりはないので、
これは「お金儲け」だし、「ビジネス」です。

そういう意味で、批判があるかもしれないですが、
僕はお金儲けは悪いことだとは思ってません。
お金儲けしなければ寄付もできないわけなので。

まあ僕は特に何もしていないので
あまり利益を取るつもりはないのですが、
デザインをしてくれるその台湾人の友達は
利益を受け取るべきだと思っているので、
無理にでも渡そうと思っています。

とにかく、
made in Taiwan, designed by Taiwaneseの
「台湾ありがとう」Tシャツ。
+αで利益の一部を震災の被災者ではなく、
台湾の困っている人に送る。

セールスポイントとしては・・・
1.台湾に着ていくことで、現地人に注目されること間違いなし。
2.旅行先で台湾人と仲良くなれる=旅が楽しくなる。
3.台湾人の友達ができて、
  勢いで台湾人の彼女ができる!

といった効果が期待できます!

ま、現地で話題になるのは間違いないし、
寄付とか堅苦しく考えずに、
台湾旅行を楽しくするアイテム
と思ってもらえればいいかと思います。

(でも一応言っておくと、実際、日本人男性の印象は台湾女子の間では悪くはないし、台湾人の女の子はかなりかわいいです。)


デザインは作成中なので見せられないですが、
今のところ僕の友達の中では2人、「買うよ」、
と言ってくれています。

興味がある方は、ぜひ意見を聞かせてください。