中国語はほとんどわからないけど、この1週間で親しみを感じるほど聞き慣れたと思います。
実際、台北発大阪行きの機内で乗客が話す日本語を聞いたときに変な感じがしました。
台湾旅行はもう終わりなんだ、という寂しさと、
現実に引き戻されるような不快感が混ざったような感覚です。
そこに日本に帰ってきてうれしい、とかホッとした、という感情がないのがおもしろい笑
アメリカ留学から帰って来た時に感じたうれしさと安心感は、そこにはありませんでした。
この旅行が本当に楽しかったから、というのもあるんですが、
台湾は日本と似ている部分が多くあると感じたのも理由の一つかなと思います。
例えばこの3つ↓
1.食べ物
2.サービスの質
3.台湾人の性格
1.台湾の料理を本当に楽しみにしていたこともあって、台湾は期待を裏切らない国です。
食べ物は本当にあっさりな風で、日本人の味覚に近い。
屋台とか夜市(ナイトマーケット)はお隣の中国にもあるんですが、基本的に油濃く、
味付けも塩が多めで、悪く言えば健康に悪く、よく言えばご飯がススムという感じです。
でも台湾の屋台料理は中国と比べれば、薄味だと言えます。
だから日本食に近い。
もちろん、臭豆腐のようなすごい臭いの料理や、豚の血鍋のようなビックリ料理もあります。
でも、日本にも納豆のような、好き嫌いが分かれる料理があるように、
台湾でもみんなが好き、というわけではないんです。
2.滞在4日目に台北を離れて台中からバスで50分の場所にある日月譚(にちげつたん=Sun moon lake)という山に囲まれた風情たっぷりの湖の街に訪れました。
(日本で言ったら城崎温泉みたいな位置付けでしょうか)
ハネムーンにも利用されるような有名な観光地なんですが、
そこでのサービスの質が高く、一瞬日本にいるような感じさえしました。
湖を周る自転車旅行をしたんですが、出発前の記念撮影、ミネラルウォーター、自転車コースの細かい説明、迷ったときのためのGPS通信サービス(迷ったときに発信すればサービスセンターのスタッフと話せて道誘導してくれる)、帰ってきたらアクエリアスがもらえて、コーヒーor紅茶のサービス、さらに写真撮影して、修了証まで作ってくれるんです!(全部タダ)
日本のサービスの質は世界一と言われていますが、
台湾にも同じかそれ以上のサービスがあると実感しました。
3.これは台北でもそれ以外の場所でも言えることなんですが、
台湾人の大人しさは日本人と少し似ているような気がします。
島国で、経済に特化した社会、日本の占領時代の影響とか
いろいろ思いつきます。
むしろ、台湾人は日本人より落ち着いている感じなのかもしれません。
街で歩いている女の子を見るとよくわかるのですが、
ファッションに気を使っていて、キレイな子がとても多い。
でも日本との違いは、ギャル系とかの極端なファッションの女の子を見ないこと。
ナチュラルメイクの子が好きな男性諸君にとってはけっこう悪くない場所だと思います。
日本で知り合った台湾人の友達が
i'm very happy to be in Taiwanと言っていたのはこういう意味だったのかと納得です。
もしかしたら、
僕が台湾と日本が似ていると思う部分は少し誇張されている部分があるかもしれません。
というのも、やっぱり台湾は普通の日本人にとっては立派な「外国」であり、
普通に日本に暮らしていれば見られない文化がたくさんあるからです。
それでも僕が似ていると思ったのは、「他の国に比べて似ている」ということなのかなと思います。
そういう意味で、台湾の前に中国、香港、マカオ、タイ、マレーシア、シンガポールなどのアジア圏に行けたのは良かったと思います。
台湾は一番日本人に馴染みがある国だと気付くことができたからです。
台湾、気に入りました。
もう一度訪れたい国です。
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