革命的無料ウェブアプリがあったので紹介します。
TechCrunchというサイトからの記事がこちら。
大量の音楽、写真、ビデオを自分のコンピューターから
iphoneにストリーミングできるLiboxアプリ
http://jp.techcrunch.com/archives/20100824libox-iphone/
このアプリ、簡単に言ってしまえば、自分のパソコンの中にある
メディアファイル(音楽、写真、ビデオ)を
他のデバイスで見られるようにするアプリです。
(インターネット接続環境は必要)
Liboxはピアツーピアアプリケーションで、ソースのコンピュータ上のコンテンツ(写真、ビデオ、音楽)をすべてスキャンして、それをLiboxのアプリケーションまたはWeb経由でほかのデバイスにストリーミングする。例えば、友人の家に行って一緒に映画を見たいとする。
Liboxを使えば、その友人のパソコンを使い、
自分の家のパソコンの中にある映画ファイルを再生することができるのです。
また、iphoneを持っている場合も同じで、この場合はiphoneと接続環境さえあれば
家のパソコンにあるすべてのメディアファイルをどこでも再生できるようになります。
このアプリのすごいところはここで、今まではパソコンの中の映画をiphoneで見たいときには
動画を変換する必要がありました。
変換には時間がかかるし、スペックが良くないと結構大きい負荷になる。
でも、Liboxならiphone上でそのままパソコンの動画ファイルを再生できるのです。
Liboxをダウンロードして立ち上げると、パソコンの中のすべてのメディアファイルを
自動的にスキャンしてくれます。
そのスキャン自体はけっこう時間がかかりますが、それでも2、3時間くらいです。
僕のパソコンには動画ファイルだけで150ギガバイト以上ありますので
そう考えたら、長すぎる時間ではないと思います。
ただし、ソース機の上ではLiboxのアプリケーションがバックグラウンドで動いていなければならないから、スキャンが終わっても電源を入れたままにしておくこと。今後は、ユーザのお気に入りコンテンツをクラウドからストリーミングすることをLiboxは考えているから、そうなればソース機は電源offでもかまわない。
すごい便利なこのLiboxというアプリなんですが、1点だけ注意しておくべきことがあります。
それは、パソコンの電源を落としたらダメだということ。
Liboxはyoutubeと違い、家のパソコンのファイルを、
ネット上にアップロードしているわけではないんです。
あくまでネットを介してストリーミングしてiphoneで見られるようにしているだけなので
元のデータがあるパソコンの電源を落としてしまうと、再生できないわけです。
youtubeは動画ファイルを全部グーグルのサーバーにアップロードしているので、
そのサーバーと接続している限りどこでも動画が見られます。
でも、もしグーグルのサーバーの電源が落ちたら、
youtubeを再生することは当然できなくなりますよね。
つまり、Liboxは、あなたのパソコンを小さいyoutubeサーバーに変えてしまう、ということなのです。
なので、外出先でLiboxを使いたいときは、
サーバーの電源をつけっぱなしにしておくことをお忘れなく。
ちょっと電気代がもったいなさそうですが、
いずれはクラウド上から再生可能にすることを考えているそうなので、
そこはLiboxの今後のアップデートに期待します。
Libox
http://www.libox.com/
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