2011年7月10日日曜日

シェアハウスのメリットとデメリット



シェアハウス・ルームシェアをしたことがあるでしょうか?

欧米では「みんなやってること」という感覚らしいのですが、日本ではまだまだ普及していないですよね。特に社会人になってからシェアしてる人はあまり多くなさそうです。


そこで見つけたこの記事。最近は20代の社会人でシェアハウスが浸透してきているそうです。「ひつじ不動産」という、シェアハウス物件のみを扱う不動産屋もあるそうで、なかなかおもしろそう。

僕自身、大学時代にタイ人留学生と日本でルームシェアした経験があり、シェアハウスには多くの人にとって魅力があるライフスタイルだと思っています。個人的な経験になりますが、僕が考えるルームシェア・シェアハウスのメリットはこんな感じです。

【部屋をシェアするメリット】
・家賃が安い
・楽しい
・一生の友達ができる
・交友関係が広がる
・対人関係を学ぶ機会&だらだらしない
・緊急事態のリスク回避

【部屋をシェアするデメリット】
・プライベートの時間が持ちにくい
・騒音問題につながる可能性
・合わないルームメイトだと最悪
・自由度の低下


言うまでもなく部屋をシェアすれば家賃は安くなります。でもシェアするメインの目的はもっと別の部分にあってもいいかなとも思います。それは例えば、仲のいい友達といつでも話せるという楽しさや、安心感。いくら個室があるとはいえ、同じ部屋に住むと本当にルームメイトのことをよく知ることになるし、仲良くなります。家族のような存在の友達って本当に自分にとって財産になります。

親友ができるだけじゃなく、ルームメイトから広がる交友関係も見逃せない要素です。一緒にホームパーティーをホストしたりするのはもちろん、「ルームメイトだから紹介しとく」という展開で友達が増えるのはごくごく自然なこと。

僕が先日会った人材ベンチャーの知り合いが言っていてなるほどと思ったのですが、ルームシェアすることで他人とのやりとり・距離感などを学べるから人間として成長するという教育的な効果もあります。また、一人暮らしだと掃除・洗濯もめんどくさくなったり、毎日だらだら過ごしたりしてしまいがちですが、他人と住んでるとあまり迷惑をかけられないので、自分を律することもできそうです。大きな病気になったときに助け合えるのでリスク回避にもなるでしょう。

逆にデメリットは、一人になる時間が確保しにくく、ストレスが溜まってしまう可能性があるということ。これはルームメイトが悪いか、そもそも自分はルームシェアに向いていないのかもしれません。

仲良かったけどルームシェアして仲が悪くなる話もたまに聞きます。掃除を全然しないダラしないやつだったり、モノやお金を盗まれたり・・・これははっきり言って最悪のシナリオなので、最初から本当によく知っている友達を選ぶしか方法はないでしょう。(もともと友達じゃなくても、事前に細かいアンケートをすることでぴったりのルームメイトを紹介してくれるというサービスもあるそうです)

逆にルームメイトとの仲が良すぎても騒音問題が起きたりします。先日大阪でシェアハウスしている友達に会ってきたのですが、そこでは隣近所からの苦情がひどくて、すごく気を遣わないといけなくなってしまったそうです。

自分の都合で簡単に引っ越ししたりできないという自由度の問題もあります。自分がいなくなったら当然ルームメイトの家賃負担分が増えて困ることになるのでこれはけっこうシリアスな問題です。いつでも引っ越しできるレオパレスとは正反対の不便さと言えそうです。

以上、シェアハウスのメリットとデメリットを書いてみましたが、個人的にはこれから日本で流行るだろうなと思っています。上に書いたようなデメリットはありますが、多くの人にとってメリットのほうが大きいからです。ただ、騒音問題とかは発生しがちなので、シェアハウスすることが想定された物件を探すのがベストだと思います。

次に引っ越しする時は、シェアハウス物件も候補に入れてみてはどうでしょうか?

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