自分は信頼されている人間か、
心でも読めないとわからないかと思いきや、
簡単に確かめる方法があるんです。
その人が自分に対してリスクを冒しているかどうかを確かめたらいいんです。
例えば、友達と一緒に旅に行くとき、
あなたはその友達に旅のプラン作りは全部任せて!
と言ったとする。
ガイドブックを買ってネットで調べながらどこがいいかなと考えます。
ベストなプランを考えようとすればやっぱり時間はかかります。
やっと大まかな日程が決まりそうなころ、その友達がこう言いました。
もう泊まる場所は調べといたし、このリストから選んでいいよ。
なんだ~気が利くじゃん!
と思うでしょうか。
それとも、
え、プラン作りは全部任せてって言ったのに・・・
と思うでしょうか。
気を利かせてやってくれたのはわかってるけど、なんかすっきりしない。
理由は簡単。それはその友達に信用されてない、と間接的に言われているようなものだから。
被害妄想だ! という反応はちょっと的外れです。
信頼するというのは聞こえがいいですが、
それはもしそいつが失敗したら旅行が台無しになるかもしれないし、
変な宿に泊まることになってしまうかもしれないということなのです。
そういうリスクを背負ってまでその人を信頼できるか、という問題なのです。
つまり、そのリスクが背負えないなら最初からその人を信頼してはいけない。
もっと言うなら、その人が万が一失敗しても非難してはいけないし、
むしろ最初から信頼した自分が悪い。
(もちろん信頼されたほうはそれに甘んじていてはいけない。
失敗すること自体は悪くないけど、だから簡単に失敗していいことにはならない。
むしろ、ここで成功すれば信頼してくれた人に安堵感を与えることができるし、数倍の期待を与えることだってできる。
そう考えたらすごいチャンス。)
ちなみに僕の上司は、僕に仕事を頼むときにリスクを取らない。
というのも、いつも答えを知っているのに質問をするし、
困ってもいないのに、解決策を求めてくるから。
それはやっぱりテストされてるんだと思う。
上司がリスクをとるようになって初めて、信頼されていることになる。
リスクが大きければ大きいほど、信頼されていると言えるんだと思います。
あなたの周りの人はあなたにリスクを冒しているでしょうか。
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