2010年7月6日火曜日

英語を学ぶ最強の理由

【写真・・・劣悪な労働環境で大きな問題になった中国の大手企業の工場】

英語を勉強してる人って多いですよね。
日本では今は小学生から英語を勉強しますが、それは隣の韓国でも同じだし、
他の国でも義務教育、高等教育の間に英語を勉強する国ってすごく多いと思います。

これは事実であって、「結局英語ができたほうが便利じゃん」
って言われたら、否定する人はあまりいないかなと思います。

ただ、そこに大量の時間とお金をつぎ込むのか、と聞かれれば悩む人もいるはず。

確かに、英語を勉強したところで使える機会があるかわからないし、
直接それが仕事にできる人は少ない。
(例えば工学を学べばエンジニアになれるけど、文学を勉強しても小説家になれない)

実際に・・・外大生は悩みます。

なぜ自分は英語を大学で勉強しようと思ったのか、

なんで経済学じゃだめだったのか・・・って。

英語を学んで世界の文化を学んで国際的な視野を広げたい??
そんなキレイゴトは流行らないし、もう誰の心にも響かない。

じゃあこう考えるのはどうでしょう?

英語を学ぶ理由、
それは、日本のファックな労働環境から逃れるため、です。

日本の労働環境がファックかどうかはその人の感性次第ですが、
欧米諸国と比べれば大きな差があると思っています。

休みが多かったり、給料が高かったりといった形式的なものから、
仕事そのものに対する考え方の違い、といった精神的なものまで。

僕が見る限り、
日本で働いている日本人の友達と、
海外(先進国)で働いている外国人の友達の労働環境を比べた場合、
海外のほうが日本よりいいように思います。あくまで客観的に、ですよ。

日経の働きやすい企業ランキングってありますよね?
日本にある企業だけのランキングですが、
もし海外にある企業も含めて本当に公平に比べたとしたら
たぶん日本の企業は全滅です。

日本でいいところは円高で給料が高いこと(?)くらいじゃないかな。
あとは会社によっては安定性があること?(job security)

英語を勉強するメリット、
それは日本の労働環境のスタンダードから抜けられる可能性を持つこと、
だと思います。

日本の閉鎖的で、非流動的な雇用状況では、
悪い労働環境がスタンダードとなって定着しています。
だから、どんな会社に行っても、「結局どこも同じ、どこも大変だから」
という諦めモードになってしまう。

英語を勉強すれば、そのスタンダードから抜け出せる可能性があります。

例えばあなたが、家族(恋人)を大事にしたい生き方をしたい
と考えるなら、
日本の労働環境は最適ではありません。

そんな人が、欧米の労働環境で働きたいから、という理由で英語を勉強していても
全くおかしいことではない。

むしろ、英語を学ぶ最も説得力のある理由だと思います。

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