語学を勉強する一番の早道は、その国の友達を作ること、と聞きます。
私もそれには強く賛成です。
語学だけじゃなく、すごい人生経験にもなるのでオススメです。
語学というは、もちろん勉強なんですが、
その国の友達を作ると、それが突然勉強じゃなくなるんです。
どういうことかと言うと、勉強が楽しくなってしまう。
もっと言うと、その友達と遊んでるだけで、勉強になってしまう。
こんなに簡単で、楽しい勉強は他にないと思います。
さて、
今週末、神戸・大阪に行ってきます。大学時代の友達に久しぶりに会うことになったからです。
彼はアメリカ人で、留学生として日本の大学に来ていました。
彼の日本語の能力は高く、他の留学生と比べても群を抜いていたように思います。
そういう人はやっぱり友達作りがうまい。
キャンパスの中であまりに知名度が高くて、驚いたことがあります。
留学生というのはチヤホヤされるような気がして、
意外とされません。
日本では欧米人は比較的チヤホヤされる傾向にありますが、
外大の中でも全く日本人の友達がいないような欧米系留学生は山ほどいました。
だから彼のような友達作りに成功しているのは、実はすごいことなんです。
そのコツは何なのか?
それは、
自分や、自分の文化に興味を持ってくれる人を探すことです。
受け身的に聞こえるかもしれませんが、これは実は理にかなっている。
どの国でも、「外国人」や「外国の文化」に興味を持っている人はある程度います。
でも、多くの人はそんなことに興味なんて持っていません。
違う文化や、外国人は「珍しい」とは思うけど、別に興味を持っているわけではない。
自分の文化が好きだし、それが普通だと思っている。
これ、実は、僕がアメリカで住んで感じたことでもあります。
ほとんどのアメリカ人は、僕が日本人だってことを気にもしちゃいない。
特別待遇もなければ、(あからさまな)差別もない。
「様々な人種が同居するアメリカには、
異文化に強い興味を持つ人ばかりがいるんだろう」
と思い込んでいた僕は、強いショックを受けました。
アメリカという国は、実は、異文化に無関心な人々が生活する国なのです。
外国人の親友を作りたいなら、こういう人々と親友になろうとしてはいけません。
異文化に強い興味を持ち、様々な「違い」を楽しめる人を親友にするべきです。
こういう人はあなたが黙っていても声をかけてくれるでしょう。
次のステップは、あなたから声をかけることです。
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