2010年7月25日日曜日

ブログは信頼できるか

よく、インターネットの情報は信憑性がないと言われます。
匿名性があるから、どんなことを書き込んでも非難されることはないからです。
(有名人のブログなど、実名公開している場合を除きます)
例えば、2ちゃんねるに書かれている情報にはかなり怪しいものも含まれているし、
人種差別的な表現とかもあります。まぁ、おもしろくて笑えますけどね。


それとは違い、テレビ、ラジオ、新聞、本など比較的大きなメディアの場合、
放送事故・失言・情報に間違いがあった場合など、厳しく非難されることになります。
だから放送する側・著者側も慎重に放送する内容を慎重に考えないといけない。
最近よく聞く「メディアリテラシー」ってやつです。

以上のことから、

注目するべき情報=ネット<マスメディア

と言えるでしょうか?

確かに、全体的に見てネットに書かれている情報は信憑性が薄いものです。
でも、2ちゃんねるだけを見て、ネットの情報を全部クズだと思わないほうがいい。
(2ちゃんねるを批判するつもりは全くないですが)

ネットっていうのは、良質な情報と、良質でない情報がごちゃまぜになっている世界です。
そんな世界を使いやすくしてくれるのがグーグルの検索であったり、
ヤフーのポータルサイトであったりするわけです。

ネット自体を批判する人がいますが、僕は逆にネットを使わない人が理解できません。
インターネットが間違った情報であふれ返っていた時代は昔のことで、
今はどんどん有益な情報がすぐに手に入ります。

例えば、インターネットの世界には「ブログ」というものがあります。

ブログを使えば、誰でも簡単にネット上の不特定多数の人に自分の日常生活や
考えなどを伝えることができます。
他人がおもしろい、と思える記事を書けばどんどん人は集まってきます。

でも、ちょっと考えてみてください。
ブログの情報って信頼できるものでしょうか?

僕は、個人ブログの情報はかなり信頼できると思っています。
もしかしたら、マスメディアより信頼できるかも。
情報の正確さ、という点よりも、
その人が本当にそう思って書いている、という点で。


反対に、マスメディアの場合、
広告がなくなれば終了なので、書けること・書けないことがあります。
つまり、書いてる本人が他人に書かされているわけです。利益のために。


ブログでは、嘘を書く理由がありません。
多くの場合、ブロガーの無償の情熱で書かれているからです。
つまり、そこに裏がないわけです。

ブログを書く本当の目的、
それは「情報共有」と「人とのつながり」です。

以前に、カジュアルトークの話でもしましたが、
日本には人のつながり(特に、異なる考え方、バックグラウンド、経験を持った人との)
が、諸外国と比べて少ないと思います。
なので、そういう情報共有も少ない。
(つまり自分と違う人のことはあんまり知らない)

ブログのような、インターネットから発信するメディアは、
そんな状況を改善する有効な手段になると思います。

2 件のコメント:

  1. サモハンティンポー2010年7月25日 15:34

    虚栄心が強い人がどこかの記事(今朝の新聞、昨日読んだ雑誌、経済学者の書評、有名な人気ブログ)からパクってブログ書いていたりするのって結構わかるものなので、アホらしくなります。

    人間関係って、本当に親しい間柄以外、いや、その中でも、根底は嘘と打算と惰性が支えているじゃないですか?


    情報の所有や把握に関しても個人の能力、資質で様々ですし。バラバラですし。あやふやですし。

    文章力が残念な人と記事は話がトぶので、
    「俺、凄いだろ?」アピールばかりが目につきます。
    笑えますが(笑)

    情報の正しさという点、「その人が本当にそう思って書いている」という点で、どちらの場合も、ブログて私は「びみょー」だと思うですよ。



    私がついついブログ見ちゃうのは、知り合いの書く文章や、出来事に興味があるっていう野次馬根性ですよ。新たな発見があったりして、近視的な自分の世界が広がりますしね。何より、その人の思想観念や他人への接し方を感じることができ、知り合いが増えたみたいでうれしいからです。

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  2. コメントありがとうございます。

    >情報の正しさという点、「その人が本当にそう思って書いている」という点で、どちらの場合も、ブログて私は「びみょー」だと思うですよ。

    なるほど~。「俺、凄いだろ?」アピールのブログって多いんでしょうか。そもそもブログを使ってそういうアピールして、意味があるんですかね?
    サモハンさんが言われるように、パクってるブログに気付いてしまうのなら、そういうブログには自然と人が集まらなくなるわけだし、コメントも書かれなくなる。
    当然、そういうブログは読むのがアホらしい、のでしょう。

    じゃあ、そういう場合、書いている本人はブログで自分の虚栄心を満たせるんでしょうか?
    たぶん満たせない、と僕は思います。

    そういうブログは自然消滅するか、見向きもされない。

    逆に、アクセスが多くて、コメントも多いブログっていうのは情報も正しく、その人が本当にそう思って書いていると言えないでしょうか。

    じゃあきっと、この記事の結論は、アクセスが多くてコメントも多いブログは信頼できる、ということになりそうです。

    でも、まだまだアクセスもコメントも少ない当shimanchuブログもぜひぜひ信頼してほしいです(笑)

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