2010年11月3日水曜日

お金が自然に貯まる考え方




今日の記事は「お金」について。
特に「お金の使い方」についてです。
貯金が苦手な人や、お金を使い過ぎてるのでなんとかしたい!
という方はちょっと読んでみて、どう思うか聞かせてください。

結論から言ってしまうと、毎月の支出の中で、

「変動費」が多い人は、貯金ができる人で。
「固定費」が多い人は貯金が苦手な人です。


(毎月自分がどんなものにお金を使っているのか、大体でもわからない人は
クレジットカードの明細を見てみてください)

すべての出費は、「変動費」と「固定費」に分けられます。
変動費は自分で考えて、決断して買ったときにかかるお金です。
例・・・アマゾンでの買い物、スーパーでの買い物、コンビニで買うお茶や、タバコなど

固定費は、多くの場合安いですが、知らないうちにかかってしまうお金です。
例・・・ツタヤディスカス(オンラインDVDレンタル)で毎月払うお金、
携帯の基本料、パケ放題などの定額制料金、ガソリン代、水道定額制料金など
例外的に、変動費と固定費が混ざっているものもあります。
例・・・ガス・水道・電気代などの従量制【使った分だけ払う】料金、
最低限の食費、携帯電話のパケ放題2段階定額制など)

(⇒この場合、最低限のコストは毎月絶対かかってしまうけど、
ある程度は節約とか(電気をこまめに消す・シャワーの時間を短くする)で
コントロール可能な出費のこと)


特徴は、変動費は1個買いが基本で、
メリットとしては、ある程度考えてから買える(冷静になって買える)ので
必要ないものを買ってしまう可能性は少ないということ。

逆にデメリットは、単品で買うのでまとめ買い効果で安くなったりしないこと。
(コンビニがスーパーと比べて高いのは、営業時間や立地条件もありますが、
店舗の規模が小さくて仕入れる量も少ないので、
まとめ買い効果が生まれにくいため)

固定費は一定量を買い続けることが基本で、
メリットとしては、安い。
けど、知らないうちに必要以上お金を使ってしまうことが大きなデメリット。

例えば毎月の携帯料金が5000円の定額制の場合、
5000円以下のパケットを使っていたらお金の無駄、ということは当然ですよね。
そんなプランを使っているならもっと安いプランに変更するべきです。

問題は、5000円以上のパケットを使っていた場合。

5000円以上のパケットを使った場合、得したように見えますが、
そもそも実際に5000円以上のパケットを使う必要があったのか、
という疑問が残ります。

もし「どれだけ使っても定額だから」
と言って必要以上にパケットを使っているなら、それはムダです。

5000円の定額制を使って得する人というのは、無駄遣いを全くしなくても、
5000円以上の料金になってしまう人だけです。

じゃあ、理想的な買い物の仕方とは何でしょうか。
それは、オンデマンドな買い物、
つまり、必要なものを必要な分だけ買うことです。
定額制の罠は、
必要じゃないものを、必要以上に買ってしまう可能性が高いこと、なのです。

さらに厄介なのは、
固定費は買い物感覚を麻痺させる、ことです。

考えてみれば、よっぽどの浪費家じゃない限り、
何かを買う前には誰でも頭を使います。

それは本当に必要か、本当にその量が必要なのか、とか。
だから無駄遣いはしないように気をつける。
これは変動費の買い物をするときだけに起こることで、
自動節約機能みたいなものです。

固定費の良くないところは、
買い物のめんどくさい部分(買い物の損得を考えるために頭を使うこと)を
取り除いてしまうところです。
本当は損得を常に考える買い物のほうが正常なのです。


だから支払いはローンより、一括で。ケータイは定額をやめましょう。
ツタヤディスカスとの契約をやめて、ツタヤのお店でDVDを借りましょう。
さらにできれば、車をやめて自転車にしてしまいましょう。


今日のキーワードは、固定費から変動費へ。
そうすれば自然にお金は貯まりますよ、というお話でしたー


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