2010年6月25日金曜日

真夜中の歓声

日本勝ってますね~!
明日仕事だけど起きてます!
でも最初のゴールは見逃しました・・・

午前3時半に起きようと思って起きれなかったんですが、
4時ごろになって本気で大声で叫んでいる誰かがいる(笑)

隣と上下の部屋の住人はきっと飛び起きたはず(笑)

2010年6月20日日曜日

死ぬんだったら海外に行こう


僕が愛読するchikirinの日記の「自殺にみる男女格差」を読んで思ったことです。

chikirinの日記からの引用です。
グラフからすぐにわかることは、経済的な理由で自殺する男女差の大きさです。全体に男性の方が自殺する人が多いので、すべての要因で男性(水色のバー)の方が高くなっています。しかし、他の理由では男女差はせいぜい倍程度ですが、経済的理由で自殺する人は、男性10人にたいして女性1人という割合で男性が圧倒的に多いのです。驚くべきデータですよね・・・経済的な理由での自殺男女比がここまで違わなければ、全体での男女の自殺比率格差もかなり縮小することでしょう。

実際にchikirinのブログにグラフが貼ってあるので、ぜひ見てもらいたいんですが、
経済的、仕事的な理由が原因で自殺する人は男性に多いことがすぐにわかります。

大学で社会学の授業を取っていたころ、日本の自殺率の原因と他国(いわゆる先進国)
の自殺率の原因を年代別に分けたグラフで見たことがあります。
ハッキリと分かったのが、日本の自殺率は経済の状況によって大きく左右されるということ。
つまり、不景気になると自殺率は大幅に増え、好景気なら自殺は増えないということ。

当然のように思うかもしれませんが、それは日本において当然なだけかもしれません。

おもしろいところは、他の先進国では日本ほど自殺率と経済動向の相関が見られなかったことです。
つまり、他の先進国では不況でも自殺率の増加は日本ほど見られない、ということです。
(元データ・グラフを探したんですが見つかりませんでした・・・)

日本人にとって(特に男性にとって)仕事とか経済的なこと、というのは
本当に重みがあるものだし、
日本ではそれくらい社会的に仕事・経済的なことに関してプレッシャーがあるということです。

じゃあ、他の国ではそういうプレッシャーが比較的に低いんだから、
本当に死ぬくらい追いつめられているなら、
他の国で働くという選択肢もあるんかなと思います。

海外で働く=超優秀な人という考え方は間違っているし、(日本以外には移民市場がある)
ニートの海外就職日記でも書かれているように、
日本でうまく働けない人でも海外では働けてしまうという現象も起こりうる。

海外に行ったところで収入は減るし、日本の物価の高さを目の当たりにするかもしれないけど
日本以外の国の「仕事観のユルさ」に救われる労働者は日本にたくさんいる、と思います。

少なくとも、死ぬよりはマシでしょ。

というわけで、死ぬんだったら海外に行こう、というのが今日言いたかったこと。

実際、日本以外の国を見ないで死ぬのは、マジでもったいないと思いますよ。

2010年6月19日土曜日

英語の勉強とは保険に入ること


これまでかなりの時間を外国語の勉強に使ってきて思うこと。
それは、外国語を習得することは保険に入ることと同じじゃないか、ということ。

どんな保険かというと、日本以外の国で住むという選択肢を考えたときに役立つ保険です。

俺は一生日本で住むから!!
って人もいると思います。

でも歳老いた時に本当に日本で住みたいと思うでしょうか?
物価の安い海外で年金暮らしを考えている日本人のお年寄りは数多くいますし、僕の実家の近所の初老の夫婦は本気でマレーシア移住を考えています)

何年経っても給料が思うように上がらず、生活が苦しいままでも日本に住みたいと思うでしょうか?
もし今の仕事を失ったら?
税金が今より上がったら?
年金制度が将来崩壊すると分かったら??

上に書いたことは誰にでも起こりうることです。
しかも、今はずっと日本に住む予定でも、これから状況によっては海外に住む選択肢を考えるようになる可能性がある。それがいつなのかは人それぞれだと思うし、そんな選択肢を考えずに一生を終える人もいると思います。

これから(若者なら特に)海外に住むという選択肢を持っておいていいと思うし、
実際にその選択肢が現実味を帯びてくるような状況になるかもしれない。

重要な点は、もしそんな状況になったとしても、
多くの人は英語ができないという理由で日本を出るという選択肢をあきらめているということ。

これはもったいないな、と思います。

日本人を辞める人達ではどんな状況になったら日本に住むことを諦めますか、という問いかけがされていますが、日本を出ることは一部の人にとっては必ずしもネガティブではないと思います。
むしろポジティブな人だっている。

外国人が日本に住んで満足している人もいるように、
日本人でも海外に住んで満足している人がいるということ。

どんな状況になったら、海外に住んでもいいと思えますか?
それとも、どんな状況になっても日本に住み続ける覚悟がありますか?

海外に住むことも、日本に住むことも、同じくらい大変な覚悟がいると思います。

2010年6月12日土曜日

卒業生とのコネクションを作ろう!!


前にも書きましたが、先日参加した外大の就職活動イベントで思いついたことがあるのでちょっと書きたいと思います。

卒業生とコネクションを持ちたいという在校生がたくさんあることに気付いたんですが、なんとかそんな在校生を卒業生と繋げることはできないかな、と考えていました。

以下は、僕の案ですが、もしこれよりいいアイデア、補足があったら是非教えてください。

下のことを実行する具体的な方法としては、

1.ブログ公開形式(有志の卒業生がこのプログラムの一環として、在校生のために仕事についてのブログを公開する)

2.ウェブサイト公開形式(このプログラムの掲示板を作成して、基本的に在校生が書き込み、卒業生がウェブ上でそれに答える。☆すべての情報は他の在校生にも公開される)

3.パートナーシップ形式(有志の卒業生が自分のプロフィールを軽く紹介し、それに興味を持った学生が卒業生にコンタクトしてパートナー申請する。卒業生が承認して登録されれば、そこからの交流は基本的に自由。メール上でやりとりしてもいいし、実際に会ってもいい。イメージ的には外大の留学生パートナーシッププログラムとほぼ同じ。

の3つを考えています。個人的には3のパートナーシップ形式がいいと思っています。

とりあえず、興味がある人はこの下の概要を読んでみてください。


KansaiGaidai Alumni Connection(案)」の開設

「アイデアの背景・意義」

欧米では(日本の有名な大学でも)先輩と後輩のコネクション、情報共有が密にあり、その人的交流(コネクション)が在校生の就職に役立ち、さらに大学のブランド力強化につながる(その大学を目指す高校生が増える)という好循環が確立している。

こういう好循環を関西外大に作る意義は、在校生、卒業生双方にとって大きい。


「卒業生とのコネクションが欲しい在校生」

先日、外大就職ワークショップに参加して、120名以上の在校生と話す機会があった。

そこで、卒業生とのコネクションを強く求めている学生が予想以上に多いということに気付いた。ただちょっと話を聞いてみようという感覚できている人もいれば、積極的に卒業生とのコネクションを作ろうという姿勢の在校生もいた。

「在校生のメリット」

実際に在校生が自分のキャリアを考える上で、卒業生と話をすることは大事だし、興味を持っている業界について深く、効率的に知ることができる。それは、リクナビとかの就職活動ウェブサイトや、就職情報誌、企業のパンフレットやホームページを使って情報収集するよりも、いろんな意味でベター。

例・・・open informationclosed information⇒一般に公開された情報(open information)は他の大学の学生も含めて全国の学生知ることができるため、同じ情報を持って就職活動をする人が比較的多くなる。よって就職活動という情報戦で自分を差別化することが難しい。いっぽう、一般に公開されていない情報(closed information)は他大学の学生が知ることが難しいため、情報戦では有利になる可能性が高い。なのでopen informationよりもclosed informationを集めるべき、という考え方。

◎卒業生と在校生の間でしっかりと情報が共有されることで、就職後のミスマッチも未然に防ぐことができる。

「卒業生のメリット」

1.自分の経験を教える在校生がいることで、仕事にモチベーションを持つことができる。仕事でしんどいことがあっても、忙しくても、後輩がいると自覚することで、自分も頑張らないと!という気分になる。

2.教えるという経験は社会人にとっても大事なこと。わかりやすく説明する力がつくし、自分の仕事、業界、会社を客観的に見てみることはプラスになる。

3.社会人になって働き始めても、仕事だけをするより、何かそれ以外の社会に役立つ活動をしているほうが、転職する際などで、そういうボランティア活動に参加している人として人間性を評価される。例えば、KansaiGaidai Alumni Connectionのメンバーとして母校の在校生の就職相談を受け持っていて、在校生の就職後のミスマッチを防ぐ努力をしている、など。(大人数の就職相談を受け持っているかを宣伝してもいい。それによって自分がどれだけ影響力があるかを見せることもできるし、純粋に社会に貢献しようというポジティブな姿勢を見せてもいい)

「関西外大のメリット」

冒頭でも述べたが、在校生と卒業生の間で情報共有がされることは関西外大のブランド力強化につながる。在校生の就職相談、業界研究、仕事研究に卒業生の力を利用することで、社会人の生の声を在校生に届けることができる⇒就職支援の質の強化を図ることができる。

このように、在校生と卒業生のコネクションを作るためのウェブサイトを開設することはすべての関係者の利益になる。

2010年6月8日火曜日

「チャンス」と「モチベーション」の順番






今日書くことは、賛成の人も反対の人もいると思うので、
読んでくれた方は自分はどちら側か、ちょっと考えてみてほしいです。

今日のテーマは、「チャンス」と「モチベーション」です。
この二つ、どちらが先にくると思いますか?

つまり、チャンスがあるからモチベーションが上がるのか、
モチベーションがあるからチャンスがやってくるのか。

①責任ある仕事(チャンス)を与えられれば、モチベーションが上がると言えるし、
②やる気がある仕事ぶりをしていれば、周りに評価されてチャンスがやってくるとも言える。

実際、どちらなのかはケースバイースで、どっちもありえるのが普通だと思います。
僕が会社の経営者だったら、社員のモチベーションを上げるために、
①と②の両方を使って効率的に働いてもらいたいと思います。

(もちろん、責任ある仕事=モチベーションになる人もいればそうでない人もいます。例えば、もともと働くのが嫌な人は、責任ある仕事=時間がかかる仕事=めんどくさい、となり、モチベーションにはならない)

しかし、日本の社会は②の方式のみで成り立っています。
つまり、チャンスの前にモチベーションを求められる社会です。

「信頼こそ企業の命」
「信頼を、失うのは一瞬だが得るのには長い時間がかかる」
「信頼は積み重ねるもの」

こういう言葉があるように、
「今までに信頼に値する行動・成果を出してきたかどうか」を最重要視し、物事を決めます。

例えば、ほとんどの新入社員には責任ある仕事を与えられることはなく、
数カ月~数年は下積み的な仕事をすることになります。

先週の外大就活イベントで社会人のスピーチの中にこんな一節がありました。
「みなさんが社会人になって働いてみると、自分が描いていた仕事のイメージとはかけ離れていることが多く、その事実に愕然とするでしょう」

僕自身、ここには共感するところがあります。
どんな仕事がしたいか、どんな仕事が自分にあっているかの自己分析から、
大量のエントリーシート作成、将来の目標、
理想の仕事を考えたりするプロセスを通して、
仕事に対してやる気になってくるのは自然なことだと思います。
うまく内定をもらえれば、やる気はもっと上がるだろうし、内定をくれたことに感謝していっぱい働いて会社に恩返ししよう、と考える学生がいるのも不思議なことじゃない。

でも実際は、入社してしばらくは自分がやりたい仕事はさせてもらえない可能性のほうが高い。
そこでショックを受けてモチベーションを失う人はいるだろうし、実際に僕も同じような経験をした。

重要なのは、
日本社会ではこれが悪いことだ、という一般的な認識があるということ。

上のスピーチの一節は、まさにこのことを言っています。
つまり、やりたくない仕事でも新入社員のうちは嫌な顔せずやれ、
やらない人は評価されない、ということ。

でも、少し考えてみてください。
ここまでやる気と、理想と、希望を持った学生が、社会に出てこの現実を知ったら
ショックを受けてモチベーションを失うほうが自然だと思います。
逆に、そういう若者にチャンスを与えない会社・社会がおかしいと思いませんか?

少なくとも、チャンスを求めてやってきた若者に
チャンスを与えないで、モチベーションだけ上げろというのは、
とても理不尽に聞こえます。

さて、日本の社会と比べて、
欧米の社会は、①と②の両方の方式で成り立っています。
つまり、モチベーションを求められる前にチャンスをもらえる場合もある社会です。

僕の友達でアメリカで働いている人が何人かいますが、
彼らは自分がやりたいと思った仕事をしているし、責任ある仕事をしています。

ポジション採用が基本なので、明確に仕事内容が決まっている仕事をもらうのが普通です。
つまり、自分がやりたいと思わない仕事には、学生は最初からその仕事に応募しないし、
その仕事が決まってから、会社から違う仕事をしてね、と言われることはない。(なぜなら契約違反になるし、訴えられる可能性だってある)

アメリカでも人事考課はもちろんあるし、できる人にはどんどん与えられる仕事が大きくなる。
でも日本との違いは、最初からやりたい仕事ができる、ということだ。
(もちろん、その仕事が手に入るかどうか、という問題はある。
実際に、若者は仕事のスキルが少ないため=日本の会社のように若者を育てる文化がないため、若年失業率は日本より相当高い)

つまり、まずやらせてみよう、という感じで、
アメリカはチャンスを先に与える社会だと言える。

モチベーションが先か、チャンスが先か。

僕は、チャンスを与えられるからこそモチベーションは上がるもの、だと思います。
なぜなら、モチベーションはどこからともなく自然に発生するものではないからです。

それとも、そんな風にモチベーションを上げる方法って実はあるんでしょうか?
あるなら知りたいですね~

2010年6月7日月曜日

外大シューカツ応援イベントに参加して




先週の土曜日、母校の外大で卒業生が有志で開催した在校生のためのイベントがあり、
卒業生の1人として参加してきました。

このイベントの目的は、就職活動、仕事、留学などに関して
在校生が社会人2年目となる卒業生と直接話し合う機会を持つことにあります。
10名の卒業生有志に対して、120名ほどの学生が集まり、
会場は予想以上に盛り上がったと思います。

また、在校生と言ってもひとくくりにはできず、
まだまだ学生エンジョイ中の2年生から、
留学を控えた3年生、学生してるけどそろそろ将来のことも考えなきゃな、
というスタンスで話を聞きに来た学生、
就職活動真っ最中の4年生、
内定はもらったけど卒業生とのコネクションを求めて参加してきた4年生など、
同じ学年でも違った目的を持って参加してくれた学生が多かったのが印象的でした。

僕自身はこういう在校生と卒業生を繋げるイベントは本当にすばらしいと思っています。
コネクションが増えることで情報網が発達し、在校生だけでなく、卒業生にとってもメリットがあるウィンウィンな活動というだけじゃなく、外大にとってもブランド力を上げる底力になる。

僕自身、在校生に教えてあげられることは何かよく考えるようになって毎日が楽しくなったし、
純粋に人助けをするのは本当に気分がいいものだと感じます。
職場の先輩が、

「人間は学んでばっかじゃ成長しない。教えるようになって初めて成長する」

と言っていたことを思い出しましたが、まさしくその通りだと思います。

社会人2年目に突入して仕事はまだまだですが、こんな僕でも何か人の役に立てる、教えてあげられる人がいる、と実感することは非常に有意義なことです。

何人かの方とは連絡先も交換し合い、このブログの宣伝もすることができたので
シュウカツ関連、仕事関連のトピックについて、書いていきたいと思っています。
基本的に週2回くらい更新しています。

ちなみに、これまでの




などのトピックは少し関連しているかなと思います。

このブログ以外のことでも、コメント・質問等あればいつでも歓迎です!

2010年6月4日金曜日

もしも宇宙人がリアルに地球に住んだら


久しぶりに最近見た映画の紹介です。

今年に日本でも公開された District 9 (第9地区)という映画、
SF映画なんですが、なかなか一言では言い表しにくい映画です。

もしも宇宙人がリアルに地球に住んで25年くらい経ったらどうなるか、
それも友好的というわけではなく、難民としてある地区に住みついたら・・・

というお話です。

それもお話の舞台はよくあるNYとかの都会ではなく、南アフリカのヨハネスブルグという都市。
ここは実は今年のワールドカップの開催地でもあります。
何年か前に世界最悪の犯罪都市と言われていましたが、今はどうなったんですかね。
実際に旅行するのは危険で、ワールドカップのチケットが売れていない理由の一つだと思います。

この映画のおもしろいところは、物語の設定をチープな演出でエンターテイメント化していないところにあると思います。製作費自体は確かにチープらしいんですが、物語の設定自体は非常にリアルに描かれています。

SFというとどうしても、宇宙船とか、かっこいいテクノロジー、遠い未来の話で、今の世界ではありえないことが起こっている、というイメージがあります。

でもこの映画では、

1.社会的な背景がしっかり考えられているから感じるリアルさ

2.人間はここまで残酷になり得るという強い皮肉

3.2つの全く違う集団は同じ世界で分かり合うことができない悲しさ

といった深い社会的メッセージが込められています。
(もちろん、宇宙船とクールなテクノロジーは登場します)

かなりイチ押しですが、

食事の時には絶対に見ないでください。

僕は夜ご飯を食べながらこの映画を見て、完全に食欲をなくしました。