2010年3月25日木曜日

3Dテレビを本気で売ろうとしてる日本


アバターは良かったです。
ちょっと座る場所が前過ぎて画面が妙に小さく見えたのが残念でしたが、
初めての3D映画ということもあって、それなりに新鮮でした。
まあ久々のエンターテイメントと思えば3Dメガネをかけるのも別に嫌じゃない。

だけど、これを家で見たいと思うかは別でしょう?
日本で発売される3Dテレビが安かったとしてもあんまり買う気はしないです。

こんな感じで3Dテレビを批判する方も多いと思います。
確かに価格も高いし、3Dメガネは必要、ちょっと斜めから見たら効果なし、という3Dテレビなんて人気が出るほうがおかしいです。

でもちょっと考えてみたんです。

これはディスプレイというテクノロジーの自然な進化なんじゃないかって。

過去数十年の間に、2Dの白黒テレビがカラーになり、リモコンが発明されて、薄型大型になり、画質が良くなって、地上デジタル、インターネットにも繋げるようになったわけです。これ以上の進化って、他に3Dに行くしかないでしょう。他に何か思いつきますか?

僕はSFが好きでよく見るんですが、SFこそが最新テクノロジーの本当の発明家だと思ってます。
確かに優れた技術と知識でテクノロジーを実用化する技術者ってすごいと思います。
でもそのもののアイデアは何十年も前にSFで考えられていたこと、という場合が実は多いんです。

昔の人がSFで空想したことで今現実になっていることって結構あると思います。
3Dディスプレイだってかなり前から空想されていたはず。(アバターにも出てきますね)
今はまだ開発された1号機みたいなもので、そこに高機能、利便性を求めるのはちょっと難しい。

こういうものはまず新しいもの好きのお金持ちに購入してもらって、その間にテクノロジーが進歩するのを待つのが得策。

ガジェット系の製品は、ハードディスクが大容量フラッシュメモリになったり、キーボードがタッチパネル化しているように、非機械化が主な流れです。
(非機械化とは、つまり駆動部分が減り、物理的には存在しないプログラムになるということです)

同じようにテレビも機械という扱いから、非機械化が進み、2Dまたは3Dで見たいものが見れたらいいんじゃない?っていう話になってくるわけです。
そこに無駄なスペースをとる機械部分は別に必要ないわけです。(分解したい技術ギークは別かもしれませんが)

そういう流れさえわかっていれば、今はシケた3Dテレビしかないけど、そのうちもっといいのが出てくる可能性だって十分あるわけです。

テレビはともかく、ノートのディスプレイがきれいな3Dになったら、僕は買いたいなと思います。

みんながかっこいい、買いたいと思える3Dテレビが完成する日は案外近いかもしれません。

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