2010年3月29日月曜日

世界で独自の進化を遂げるマクドナルド


どの国に行っても必ず見つかるもの、一番身近なものと言えばマクドナルドじゃないでしょうか。

ある友達が「旅行先でトイレに行きたくなったらマクドナルドを探せばいい」
と、言った人がいますが、ほんとに名言だと思います。

アメリカはもちろん、日本、東南アジア、ヨーロッパ、アフリカ、北朝鮮にもあるくらいだからほんとにマクドナルドがない国を探すほうが難しいかもしれません。

アメリカではけっこう外食が高く(1000円余裕で超)、基本的に(日本人の感覚で)まずいので、安いマクドナルドには留学中によくお世話になりました。

考えてみれば当然ですが、マクドナルドはグローバルに展開していながらそれぞれの国で味も違うし、メニューそれ自体も違います。
そしておもしろいことに、アメリカのマクドより、日本のマクドのほうが安くておいしいです。

この逆転現象は、日本人とアメリカ人の味覚のレベルによるものです。
アメリカのビッグマックを日本にそのまま持ってきても、他にもっとおいしいもの、(吉野家、サイゼリア、モスバーガーとか)がいっぱいあるのでたぶん売れないわけです。

そこでマクドナルドはいろんなメニューを作ったりして日本人にもウケるマクドを作ろうとするわけです。

その結果、アメリカのマクドと日本のマクドには味もメニューも価格もサービスにも違いが出てくるわけですが、これが日本とアメリカ以外でも起こっているところが今回のテーマです。

同じように他の国でもその国に一番合ったマクドができあがるわけですが、その進化の具合が実はけっこうおもしろい。世界各国にご当地メニューなるものがあるわけです。

知っている方も多いとは思いますが、てりやきバーガーは日本のご当地メニューです。
韓国には焼き肉バーガーがあるし、シンガポールでは必ずチリソースが付いてきます。
タイでは行ってないのでわかりませんが、トムヤムクン風味のバーガーがありそうです。

じゃあインドはカレー風味なのか??
とかメキシコはタコスバーガーなんかもあったりして・・・(それはないかな~)
なんていろんな疑問がわいてきませんか?!



そこで思ったのが、旅行をするときに世界各地のマクドナルドをチェックするというのもなかなかおもしろい&ユニークな旅になるんじゃないか、ということ。

旅に出たとき最初に気付くのは自分の国との違いなんですが、その違いを比較する基準があるとわかりやすいです。(しかもマクドナルドは誰でも知っているのでその違いは背景知識なしで誰でも簡単に理解できる)

と言っても、せっかく旅するならマクドとかじゃなくてその国の料理が食べたいと思う人がほとんどじゃないかと思います。結局マクドを食べるのは長期滞在する人か、そこに住んでる人ということになります。
僕もそう思う気持ちはよくわかるんですが、旅先で夜寝る前にちょっとした社会勉強みたいなつもりでマックにふらっと行ってみるくらいはできるし、おもしろそうです。

観光地ばかりじゃなくて、そういう(ある意味)庶民的な場所に行ってみるのも、旅としてはアリだと思います。

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