2010年3月7日日曜日

彼女におごってはいけない!


久しぶりに彼女との議論に勝ったので書いときます。

彼女に何かを買ってって言われたら買いますか?
そのためにお金を払いますか?
僕は基本的に払わないことにしてます。

どんなケチだ! って言われるかもしれませんが僕はあまり気にしてません。
というか「彼女とご飯食べに行くときは必ずおごる」みたいな人に会うと
逆にかっこ悪いな~と思ってしまいます。

男が女にお金を使って当たり前みたいな時代はとっくの昔に終わったと思ってます。
バブル時代にはそれでよかったかも知れませんが、
終身雇用があるわけでもないし、男がいつも女より給料が高いわけでもないし、
性別にかかわらず働く時代になったし、専業主婦が当たり前でもなくなった。
フェミニズムとかもありますが、僕は基本的に男と女は平等だし、
そういう考えに賛成です。

まあ超カワイイ女の子がいたらおごってしまいますが笑 
(まあそういう例外はさておき)

こういうことを言っていたら、彼女から平手打ちと合わせてYou are not generous!(ケチ!)
って言われること間違いなしです。
どんな女の子も自分の彼氏からは(少なくとも)いろいろ寛大な行動を期待するでしょう。

でもここで彼氏は考えます、
本当にお金を使うべきかどうか、
本当にお金を使う価値があるかどうか。

ここで、彼女さんがお金を要求すること自体は間違っていない。
というか正しいし、そうするべきだと思う。
なぜなら、もし何も言わずに自然に彼氏のほうから発生する純粋な気前の良さを期待すると
もしそれが不十分だった場合、後になって「あんたはいつもケチ!」となるからです。

何も知らずにあとから突然そう言われるよりも、普段からおごってと言われるほうがフェアーです。
後になってから言われたことには対処できませんしね。
(毎回おごるかどうか考える煩わしさはありますが)

本当に好きならお金は惜しまないはず、という考え方もあると思います。
ということは裏返せばお金を使わないなら好きじゃない?
それはちょっとおかしいと思います。
お金を使わなくても好きなことってありますよね?

ということは、好きだけど、お金はできるだけ使いたくない、でも幸福感がほしい。
でもこれは、「最小限のお金で最大限の幸福が手にはいるならお金を使ってもいい」
とも考えられます。

彼女にプレゼントをあげるなら、一番安くて一番喜んでもらえるものを探すはず。

つまり、せっかくお金を使うなら、そのお金で得られる最大限の幸せをあげたい。

彼女は幸せになるためにお金がほしいそうですが、本当にそうなら
無駄遣いはやめてほしいと思うのは当然。

無駄遣いとは最大限の幸福に結びついていないお金の使いみちのこと。


もしおごってほしいのなら、普段のお金の使い方をまず正してほしい、と考えるのは自然じゃないですか?
これはケチなんじゃなく、思いやりに近い。
おごるおごらないの問題を通り越して、相手の幸福感をどう高めるかを考えているわけだから。

じゃあどうするのか。
ここで重要なのは、
お金は幸福と深く結びついているが、必ずしもイコールではない、ということ。
つまりお金をあまり使わずとも、幸福感を上げる方法はあるんです。

例えば、僕は車を持っていません。
このアメリカの車社会を思い出させるほどのド田舎で、です。
かわりに自転車を使っています。(これぞ究極のエコ)
通勤は5分なのでそれ自体は問題ないです。
少々不便だと思えるのは買い物に行くときと、天気が悪いときです。
あと、好きなときにどこにでも遊びに行ける自由はありません。
電車を使うしかないです。

でも、自転車で風を切る爽快感、おいしい空気、綺麗な景色(よそ見運転も余裕)
エコに貢献している感覚などは、自転車でしか得られない幸福感です。
いろんな意味で車は金がかかる。
僕はそこのところを天秤にかけて自転車で生活することを選びました。
不便なこともありますが、僕はその点幸せです。

他にも、外食は控えています。
料理を自分の趣味にして、できるだけ自炊。
自炊が嫌いな人はなんて不便な生活をしてるんだ、と思われるかもしれませんが
本人はけっこう幸福感を持ってやってるんです。
自分がうまいと思える料理(目指すべきは他人もうまいと思える料理)を作ることができることは
文句なしで人生の幸福感につながると思ってます。
実際料理は楽しい。作ったものを食べてくれる人がいたらもっと楽しいと思います。
外国の料理にも興味を持つことができたし、旅先でレシピをゲットしたり、
一日料理教室に参加したりと、旅の楽しさも広がったと思います。
料理はその国を理解するのに格好の材料になるし、何よりどの国にも必ずおいしい料理がある!

他にも音楽が好きですが、僕は歌が特に好きです(だって歌は本当にお金かからない!)
今まで使ったのは電子ピアノとギターとボイトレ、楽譜代くらい。
(ボイトレはアメリカで10万くらい使って高かったけど、人生の投資だと思って思い切りました。
歌が本当に楽しくなったので全く後悔していません)


これらこそ、お金を使わずに幸福感を上げられた例だと思います。
お金がない=不幸 という考え方って間違ってるな~と思います。
(もちろん本当にお金がない人は別、生きるためにはお金が必要なので)

というわけで、
彼女にタカられそうになったら、すんなりほしいものをあげちゃうんではなく
アメとムチでビシバシ教育して、お金の使い方というものを叩きこんでみるのはどうでしょう笑

それでも結局男がおごることになるのかもしれませんが笑

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