2011年5月24日火曜日

ニッカウイスキーが当たった!


今日、ニッカウイスキーが届きました。
買ってないのに!と一瞬思ったんですが、
以前、「バー読」というipadアプリで応募したのを思い出しました。

この懸賞は、商品のために応募するタイプじゃなく、
「アンケートに答えると抽選で何名かに当たります」的なもの。
イケアのこともあるし、最近ツイてるかもしれません。

さて、このアプリ、悪くはないアプリです。
アプリを立ち上げると、バーの写真とジャズが流れ始めて
バーで聞こえる"音"が聞こえてきます。
印象的なショートストーリーがいくつかあって、
音楽を聴きながら簡単な読書できるというもの。

第1話は、ある普通の日本人サラリーマンに、
チュニジアで暮している友人から手紙が来るというもの。
ストーリー自体は悪くないけど、
すべてのストーリーにウイスキーの固有名詞を入れるのはやめたほうがいいと思う。例えば、その「友人からの手紙」には、
「今度日本に帰ったら一緒に【竹鶴】っていうお酒を飲もう」
みたいな一文がある。

この「竹鶴」っていうのは
おそらくこの会社が売っているお酒の名前ですが、
読んでいるほうからすると「なんだ、結局宣伝かよ」
と感じてしまい、雰囲気が台無しになる。

宣伝するのを否定してるわけじゃないし、
お酒を売るためにアプリを作ったのはわかるんだけど、
「宣伝かよ」って思った瞬間に大抵の人は読むのをやめる。

どんなに素晴らしいストーリーでも、まず読まれないと意味がない。

そこを理解すれば、もっといいアプリになると思います。

ま、とりあえず乾杯!

2011年5月22日日曜日

アメリカ流「Youtubeの楽しみ方」2選

こんな題名を書いておきながら、
YouTubeが好きになったのは、つい最近のことです。
そもそもYouTubeなんてこれまでほとんど観たことがなかった。

知っての通り、YouTubeでは自分の動画をアップロードして
他人と共有することができるわけだけど、みんなが動画を編集するわけじゃないし、
見るに値しない動画もYouTubeの中にはたくさんあります。

僕がこれまでYoutubeを見なかった理由は、そういう「ノイズ」が多かったからで、
正直言って、Youtubeの楽しさがよくわからなかった。
要するに「クズ動画を集めたサイト」くらいにしか思ってなかったのです。

Youtubeが気に入らなかった理由をまとめると、

①低品質(テレビのほうがよっぽど高品質)、
②ノイズ(見るに値しない動画)が多い
③そもそも数分の動画しか見れないとかありえない

その考え方が少し変わったのは、自分の映っている動画がアップロードされたとき。
大学にいたとき、キャンパス内でアカペラコンサートに出演したことがあって、
たまたま聞きに来ていたアメリカ人の1人が、その様子をビデオに撮っていたのです。

画質も音質も全然良くないビデオでしたが、
自分が映っていたので、「なかなかいいビデオだ」と思ったわけです。

おそらく、この現象は誰にでも起こります。
つまり、
自分や、自分の知っている身近な人(友達など)が映っているビデオなら、
映像のクオリティが低くても、けっこう気に入ってしまうのです。

なので、Youtubeを楽しむ方法その1は、
自分で動画をたくさん撮って、アップロードすること。
それに、動画をアップロードしている友達を持つことです。

ただ、これはかなりアクティブな人向けで、
動画好きなアメリカ人ならともかく、
日本ではYouTubeは観るだけでいいという人が大半だと思います。

ただ、テレビ番組や映画といったコンテンツは
YouTubeからどんどんなくなっていく傾向にあり、
そういう視聴には向かないように思います。

そこで、Youtubeを楽しむ方法その2
ユーチューバー(Youtuber)を探すことです。

YouTuberとは、YouTubeをよく見る人、という意味じゃなく、
Youtubeに動画をアップロードすることで、有名になった人達のことです。

日本ではchkirinのように、ブログを書き続けて有名になった人がいますが、
アメリカではYouTubeをアップし続けて有名になった人もいるわけです。

この前アメリカ人の友達におすすめのYoutuberを教えてもらったのですが、
日本人でもわかりやすいものだけ選ぶとこんな感じです。

Niga Higa 
日系アメリカ人のRyan Higa君がやってる人気のYoutubeチャンネル。
ビデオだからできる多彩なワザなどに注目です。

Improv Everywhere
下の動画は、ニューヨークのでかい駅で、おもしろいドッキリをやってのけたというもの。
こんな感じで、公共の場でやるドッキリが多いチャンネルです。

WongFu Productions
カリフォルニア発の映像制作プロダクション、
と言っても3人組の小さな集団で、
もともとYoutubeに動画をアップロードして有名になったので
今でもYoutubeで多くの購読者を集める人気チャンネル。
下のショートムービーは上のNiga Higaとの合作なので、
笑える部分はRyan Higa君のユーモアですが、
映像の作り・アクション・構図などはWongFu色が出ています。
わかりやすいアクションコメディーなので、
英語がわからなくても、ストーリーはつかめると思います。

こういうYoutuberって日本人ではいないですよね?
僕は聞いたことないです。

ある程度の購読者数を集めるくらい有名になると、
YouTubeからYouTube partnerとして登録依頼が来て、
広告に協力する見返りにお金をもらえるそうです。

さらに、人気のYoutuberには、
視聴者だけじゃなく、企業も集まってきます。

シドニー在住のYoutuber Natalieさんは
Community ChannelというYoutubeチャンネルを運営しているのですが、
大手海外旅行ガイド出版社Lonely Planetからのオファーがあったそうです。

その中身は、Natalieさんに世界の観光地へ行ってもらい、
Youtubeでレポートしてもらうというもの。

おもしろい企画ですよね。
それにタダで世界旅行できるなんて羨ましい!

こんな風に、こういうYoutuberの動画は、
ただの「おもろい動画」に留まらず、
広い範囲でマネタイズされている点がおもしろい。

最近Youtube観ていない、という人は
この機会にお気に入りのYoutuberを探してみてはどうでしょう?

2011年5月16日月曜日

「台湾ありがとうTシャツ」を作ってます



東日本の震災に対する台湾からの寄付がすごくてニュースになっています。


僕はこのニュースを聞いたときすごく感動しました。
寄付してくれたのは台湾だけじゃないけど、
台湾の物価水準が日本の数分の1、ということを考えれば、
この額の寄付を集めたのは本当にすごいことだと思います。

少し前に「謝謝台湾計画」というのがあって、
台湾の主要新聞に感謝の広告を載せる費用を集める計画で、
ツイッターで広まり、多額のお金が集まったというものです。
これは実際に台湾の新聞に「台湾ありがとう」の広告が載ったそうです。

新聞に感謝の広告を載せるのもいいですが、
ぜひ台湾に行って、台湾人に「ありがとう」って言いたいですね。

金美齢さんが、先週の「そこまで言って委員会」で
「台湾に感謝したいならぜひ台湾に旅行に来てください」
と言っていたけど、ホントにいいアイデアだと思います。
旅行という形で恩返しになるので、みんなが満足できる。
実際、台湾はとてもいいところです。

僕も台湾に行きたいと思っているのですが、
どうせ行くなら「謝謝台湾」的なTシャツでも着ていきたい。
実際に「謝謝台湾」と書かれたTシャツを着て台湾に行った人もいるそうですが、検索してもそんなTシャツは売ってないので、おそらく自作したんだと思います。

そこで思いついたのが、
Tシャツを作る、というアイデア。
ちょうど、友達の台湾人でデザイナーをしている人がいました。

何度か絵を見せてもらったことがあるのですが、
おもしろい絵を書く人です。
アイデアを話してみると、二つ返事で引き受けてくれました。
本人もかなりやる気があるらしく、
「サンプルの絵が書けたらすぐに見せるから」
と言ってくれました。

そういうTシャツ、あったら買いたいと思いますか?
今それを、日本で売り出そうと考えています。

今考えてるのは、利益の何割かを、
台湾の慈善団体に寄付するというアイデア。
今世界中のメディアは震災のことばかり報道してるので
東日本の日本人には寄付は集まります。
でも、それ以外にも寄付を必要としてる人はいるはず。

おそらく、台湾にも寄付を必要としてる人はいるはずで、
そういう人たちのために寄付しようと思っています。
震災寄付の恩返しとして。

誤解のないように言っておくと、
全額寄付をするつもりはないので、
これは「お金儲け」だし、「ビジネス」です。

そういう意味で、批判があるかもしれないですが、
僕はお金儲けは悪いことだとは思ってません。
お金儲けしなければ寄付もできないわけなので。

まあ僕は特に何もしていないので
あまり利益を取るつもりはないのですが、
デザインをしてくれるその台湾人の友達は
利益を受け取るべきだと思っているので、
無理にでも渡そうと思っています。

とにかく、
made in Taiwan, designed by Taiwaneseの
「台湾ありがとう」Tシャツ。
+αで利益の一部を震災の被災者ではなく、
台湾の困っている人に送る。

セールスポイントとしては・・・
1.台湾に着ていくことで、現地人に注目されること間違いなし。
2.旅行先で台湾人と仲良くなれる=旅が楽しくなる。
3.台湾人の友達ができて、
  勢いで台湾人の彼女ができる!

といった効果が期待できます!

ま、現地で話題になるのは間違いないし、
寄付とか堅苦しく考えずに、
台湾旅行を楽しくするアイテム
と思ってもらえればいいかと思います。

(でも一応言っておくと、実際、日本人男性の印象は台湾女子の間では悪くはないし、台湾人の女の子はかなりかわいいです。)


デザインは作成中なので見せられないですが、
今のところ僕の友達の中では2人、「買うよ」、
と言ってくれています。

興味がある方は、ぜひ意見を聞かせてください。