2010年6月19日土曜日

英語の勉強とは保険に入ること


これまでかなりの時間を外国語の勉強に使ってきて思うこと。
それは、外国語を習得することは保険に入ることと同じじゃないか、ということ。

どんな保険かというと、日本以外の国で住むという選択肢を考えたときに役立つ保険です。

俺は一生日本で住むから!!
って人もいると思います。

でも歳老いた時に本当に日本で住みたいと思うでしょうか?
物価の安い海外で年金暮らしを考えている日本人のお年寄りは数多くいますし、僕の実家の近所の初老の夫婦は本気でマレーシア移住を考えています)

何年経っても給料が思うように上がらず、生活が苦しいままでも日本に住みたいと思うでしょうか?
もし今の仕事を失ったら?
税金が今より上がったら?
年金制度が将来崩壊すると分かったら??

上に書いたことは誰にでも起こりうることです。
しかも、今はずっと日本に住む予定でも、これから状況によっては海外に住む選択肢を考えるようになる可能性がある。それがいつなのかは人それぞれだと思うし、そんな選択肢を考えずに一生を終える人もいると思います。

これから(若者なら特に)海外に住むという選択肢を持っておいていいと思うし、
実際にその選択肢が現実味を帯びてくるような状況になるかもしれない。

重要な点は、もしそんな状況になったとしても、
多くの人は英語ができないという理由で日本を出るという選択肢をあきらめているということ。

これはもったいないな、と思います。

日本人を辞める人達ではどんな状況になったら日本に住むことを諦めますか、という問いかけがされていますが、日本を出ることは一部の人にとっては必ずしもネガティブではないと思います。
むしろポジティブな人だっている。

外国人が日本に住んで満足している人もいるように、
日本人でも海外に住んで満足している人がいるということ。

どんな状況になったら、海外に住んでもいいと思えますか?
それとも、どんな状況になっても日本に住み続ける覚悟がありますか?

海外に住むことも、日本に住むことも、同じくらい大変な覚悟がいると思います。

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