2010年5月17日月曜日

好きなことをし続けるリスク


先週末に大学時代の友達と遊びに行ってきました。
正確には行ったわけではなく、来てくれました。
わざわざ都会からこのド田舎に、です。
いい友達を持ったと思います。

夕食に「海南島チキンライス」というシンガポール料理を作ってみました。
僕の一番好きな「海外ゴハン」のひとつです。
チキンスープの炊き込みご飯と、チキンを3種のソースで食べます。
シンガポールから持ち帰った秘伝のチリソースは僕の人生を変えました。

こんな感じです↓

それにしても、作った料理を食べてくれる人がいるっていうのは
すごく幸せなことだと思います。

さて、今日の本題です。
最近、ひとつのことをし続けるリスクというのに気付きました
その「ひとつのこと」はなんにでも当てはまる。
1つの仕事、1つの遊び、1つの趣味、1つの興味、1人の彼女、1人(or一定のグループ)の友達、などいろいろあると思います。

それが好きなことであっても、嫌いなことであっても、仕方なくやってることであっても同じ。
限られた人生の時間を、1つの事柄に使うというのは非常に危険だと思います。

なぜなら、何らかの理由でそれができなくなってしまう可能性や、
予想していたものとは違う可能性が必ずあるからです。

1.仕事
  仕事はクビなるかもしれないし(仕事人間な人ほどクビになったときに死にたくなるのは皮肉としか言いようがない)、ならなくても家族/友達と過ごす時間がなくなるかもしれないし、定年して何の趣味も残ってないのは悲劇かもしれない。

2.遊び
  働かなかったらいつもお金に困るかもしれないし、おいしいものが食べられないかもしれないし、そもそも遊ぶこと自体ができなくなるかもしれない。親がお金持ちならいいけど、遊んでばっかりだったら遊ぶことに飽きてくるかもしれない。(僕は旅行がすごく好きだけど、人生ずっと旅行できたとしたら旅行することに飽きて、嫌になるかもしれない→それはまた悲劇かもしれない)

3.趣味
  歌がすごくうまくてスターになってもそれで食べていけないかもしれないし、思ったより人気が出ないかもしれないし、一過性の人気かもしれないし、そもそも自分は思ってるほどアイドル顔じゃないかもしれない(笑)

4.興味
  興味ある学問の大学教授になっても思ったより研究に使う時間がないかもしれないし、仕事は忙しいかもしれないし、繰り返しの仕事だからつまらないかもしれないし、同じ興味を持ってる人が少なくて寂しい思いをするかもしれないし、バカ学生にうんざりする毎日かもしれないし、学生に相手にされない骨董教授になるかもしれない。

5.彼女
  彼女に支配される結婚生活かもしれないし、すでに結婚以前から支配されてるかもしれないし(笑)、二股かけられてたら殺したくなるかもしれないし、そもそも好きじゃなくなるかもしれない。
(運命の人はいるんじゃなくて、信じるものだと思う)

6.友達
  親友だったのに引越して疎遠になるかもしれないし、病気になって友達が離れていくかもしれないし、一定のグループの友達しかいなくて偏った考え方しかできなくなるかもしれないし、友達がみんな結婚したら遊ぶ時間なんてないかもしれないし、そもそも結婚したら友達なんか忘れてしまうものかもしれないし、それはまた悲劇なのかもしれない。

上の例で、それだけを追求した人生の危険性(リスク)を考えてみました。


投資でも一つのものだけに投資するのはリスクが高いし、
好きなもの(マズイもの)ばかり食べてたら病気になるリスクがある。

リスクを取るなと言っているのではなく、
自分が取っているリスク自体に気付いていないことが非常に危険な状態だと言える、ということなのです。

僕はこのド田舎にいて、多様な人との出会いがなく、リスクを持っていると思うので、
今度母校のイベント(社会人1年目と大学4年生の交流会)に参加しようと思ってます。
同期の仲間に会うのがとても楽しみです。

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