2010年5月22日土曜日

海外ゴハンと日本人


日本食が世界で人気だということはけっこうよく知られています。
海外を旅行するとよくわかるんですが、日本食のレストランはよく見つかります。
でもやっぱり高いし、日本人が食べてうまいかどうかは未知数ですけどね。

世界で日本食が受け入れられていくように、日本でも海外の料理が受け入れられています。
カレーとか、ラーメン、チャーハンみたいな食べる頻度が多すぎてほぼ日本料理化している
海外ゴハンもありますが、まだまだ日本でなかなか食べられない料理も実はけっこうあります

例えば僕が好きなシンガポール料理のチキンライス(ケチャップとチキンのご飯炒めとは別物)
なんですが、僕は個人的にこの味は日本で大ヒットする味だと思っています。
シンガポールからレシピを教わってから日本で何度か作ったことがあるんですが、
けっこう気に入ってくれた人は多かったと思います。

日本人から見た海外の料理は大きく分けて次の3種類に分かれると思います。

1.日本人(主に若者層)が初めて食べてうまいと思える料理 
  例・・・チキンライス、台湾・香港系の中華系料理、香辛料系の料理(インド料理とか)、
      タイ料理などの辛ウマエスニック系料理

2.食べられるけど、最初はまずいなと思う料理
  例・・・チャイナタウンでいつも異様な香りを出している料理→中華料理の種類は
      実は無数にあり、日本でいう中華料理は本当に一握りだけです。

      その他の中華料理を食べると、こんな料理が中華料理なのか!?
      とビビります。この手の料理は、大抵最初は「好き好んで食べる料理じゃない」
      とがっかりする味ですが、何度か食べるうちに不思議と好きになっていくことが
      ある料理です。
      やっぱりみんな同じ人間。文化、習慣、環境の違いで日々食べるものが違っても
      食にはどこか通じるものがあるのだと思います。深いですね~

3.一生ムリ!と思う料理
  例・・・納豆、臭豆腐(犬が腐ったような強烈な臭いがする台湾豆腐)、
      コリアンダー(香菜とも呼ばれる中華系ハーブ)
      
      このカテゴリーの料理は何度食べても好きになれない料理です。そして
      大抵こういう料理はその国の中でも好き嫌いが分かれる。納豆と一緒。
      こういう料理はムリして食べないほうがいいかもしれません。

ヨーロッパ、南米、アフリカ、中東とかの料理は食べたこともないですが、
いつか食べてみたいと思っています。

No.1のカテゴリーに入る料理はまだまだ世界にたくさん眠っていると思います。
そう考えると、宝探しみたいでなんかワクワクしませんか?!

でも実はNo.2の料理こそ発掘するべき料理なんです。
はっきり言って、自分の中の食の世界が変わるからです。

(日本料理化された海外ゴハンも含めて)
日本で日本料理だけを食べていると、
日本料理と比較してしか海外ゴハンのうまさを理解できなくなってしまいます。

日本食を卒業するなら、まずはアジアのご飯がオススメ。
世界の食の中心地、知らないで生きるのはもったいないですよ!

1 件のコメント:

  1. 日本にあっても日本人向けに改良してないベトナム料理とかはカテゴリーの2かな?
    不味くはないけど、進んで食べたいって言う風味じゃなかったです。=-(
    基本蒸し暑い国は香辛料が山ほど使われてるから、きわどい味になりやすいと思うなぁ・・・。
    インドやトルコあたりから攻めると味わえる幅が広げやすいと思うんだけど。
    慣れてるって意味ではイタリアの料理なんかはアレンジする必要ないほど親しみが持てる味でした。
    イタリアになら永住しても良いよん♪
    あと、今日の世界不思議発見で見たんだけど、広東料理のゲンゴロウを食べてみたいわw

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