2010年12月22日水曜日

お泊まり会@IKEA 2011

イケアがこんなにおもしろそうなイベントをやっていると聞いて、
早速応募してみました!

ベッドがほしいと言いながら、全然買えていないので
もし選ばれたら、じっくり見定めしてこようと思います。
個人的にはイケアレストランのディナーが結構楽しみです(笑)

イケアに行ったことがあるでしょうか?
行ったことがなかったら是非一度足を運んでみてください。
行く度に必ずいいものが見つかるので私は大好きです。
それに、驚くほど安いものが宝探しのようにちょくちょく隠されているので、
つい全部の商品を見たくなってしまうワクワク感があります。

他の家具屋さんと何が違うのでしょうか。
私は、「一緒に訪れる人と会話が弾むところ」だと思います。
家族や、友人、彼氏・彼女でも、誰でもいいんですが、
イケアほど誰かと一緒に行って楽しい家具屋さんはないと思います。

一度イケアの店舗に行くとわかるのですが、
店内にいるお客さんは「ショッピングに来た」というよりも、
「遊びに来た」ような感じなのです。
会話が弾む理由は、物珍しさであったり、デザインのカッコよさであったり、
単純にいいなと思える家具との「サプライズな出会い」だったりします。

こんな出会いは、インターネット上ではあまり楽しめない要素なので
行ってみないとわからないのかもしれません。
イケアはそんな感じで「行って楽しい家具屋さん」なのです。

あと、お腹がすいても店内にレストランがあるのでご安心を。
珍しいスウェーデン料理が食べられるだけあって、さらに話も弾みます!

P.S. 1月6日に通知が来て、このイベントに当選しました! 
イベントの様子はまたお知らせします^^

2010年12月19日日曜日

テレビを買わずにテレビを見る方法



エコポイントブームでテレビを買い替える人が多いですが、
今は焦って買わないほうがいいかもしれません。

トルネって聞いたことありますか?
今年SONYから発売された「PS3用地デジチューナー」のことです。


これがあればps3でテレビを見ることができて、
さらにps3内蔵のハードディスクに地デジ番組を録画できるようになります。
具体的に、以下の3つがあれば、テレビを買う必要はなくなります。

1.PS3本体(28000円)
2. トルネ(8000円)、
3. ディスプレイ(パソコン用でOK=買えばハイビジョン対応のもので20000円ほど)

あなたがこのどれも持っていないとして、ちょうどテレビの買い替えを考えていた場合、テレビを1台買うのと、上の3点をすべてを買うのと、どちらが安いでしょうか?

実は、ほとんど変わらないのです。

つまり、
テレビ1台の値段と、ps3本体+地デジチューナー+地デジレコーダー+ディスプレイを合わせた値段がほぼ同じなのです。

ただ、注意する点はディスプレイは大きくて23型くらいが限度であるということです。
それ以上になると2万円を軽く超えてしまいます。
なので、テレビを大画面で見たいと言う人にはこの方法は向いていません。

でも1人暮らしの人などで、23型程度の画面でテレビが見れたらOKという人は是非この方法を試してみてください。

私はテレビを買わずに上記の3点を買いました。
ちょうど、ノートPC用の大きいディスプレイが欲しかったし、
ps3の映像をもっとキレイに映したかったからです。

また、
トルネを使い始めてから、テレビの味方が根本的に変わりました。
テレビを付けっぱなしにすることがなくなったのです。
代わりに、見たい番組だけを1週間前に録画予約しておきます。
(見たい番組なんて週にせいぜい3~4番組くらいです)

そして、自分の見たいときに、見たい番組を選んで見るようになりました。
もちろんCMをすべて飛ばせるので、時間の節約になります。
(これはテレビのyoutube化と言える?)
とにかく、「録画ベースでテレビを見る方法」は非常にオススメです。

テレビの買い替えを考えていて、大画面じゃなくてもOKな人
是非この方法を検討してみてください。

2010年12月16日木曜日

食べ残しはいけないことか



日本には「食べ残しを悪いことと考える」文化があります。
(食べ残し=食べ物を無駄にする=ご飯を捨てるとか)

多くの日本人はこれは人間として当然だと思っているし、
食べ物を粗末にするのは倫理的に問題があると思っています。
(コンビニや、飲食店では、事実として、日々膨大な量の食糧が捨てられていますが、それでも個人としては、多くの人が食べ物は無駄にするべきじゃないと考えています)

この「常識」は日本特有のものではありませんが、
1つ言えるのは、この常識が通用しない国もあるということです。

例えばアメリカではみんな平気で食べ物を捨てます。
理由は、聖書に「食べ物は粗末にしてはいけない」と書いていないからです・・・
というのは冗談ですが、
多くのアメリカ人は「お金を払えば、食べようが捨てようが個人の自由」
という考え方をするからです。
論理としては別にどこにもおかしいところはないですよね。

僕がアメリカで寮生活をしていたころ、
大学の食堂で食べ物を大量に捨てている学生を毎日のように見かけました。
アメリカの大学食堂はバイキング形式が普通(!)ですが、多くの人は食べ物を取り過ぎて、最後にはアメリカンサイズのゴミ箱にポイすることになるのです。

そんなに食べ物が捨てられたら食堂はコストで赤字になってしまうので、
大学側は考えた末、食堂の入口にメッセージボードを取りつけました。
そこにはこう書かれていました。
「あなたが毎日捨てる食糧には年間○○ドルもかかっているのです!」

これってすごいアメリカ的だなーと思いました。
日本だったらきっと、「食べ物を粗末にしないで!」だけで、こと足りるからです。
食べ物を粗末にすると何円無駄になるか、って書いたら
逆に説得力がなくなりますよね。
お金の問題かよっ、 みたいな。

じゃあアジアの国はどうかというと、タイでは食べ物をよく捨てます。
タイは世界一のお米の輸出国ということもあり、温暖な気候もありで
食べ物にはあんまり困る国ではないから、と言われています。
実際食べ物の物価は日本と比べたら激安で、1食200円でも過ごせます。
つまり、食べ物があんまり大事じゃないから、モッタイナイという感覚がないのです。

ここに、なぜ日本で「食べ残しが悪いこと」なのか、というヒントが隠されています。
日本では第2次世界大戦中や戦後、とても貧しい時代を生き延びてきました。
「蛍の墓」とかを見ればわかりますが、
そのころ食べ物は非常に貴重で、それを粗末にするなんて考えられなかったのです。
今、日本で「食べ物を粗末にするな」と言われるのにはそういう時代背景があったから。確かに、戦争時代を経験したお年寄りは絶対に食べ物を粗末にしないですよね。
その人たちに育てられた若者も、そういう考え方に影響されていると言えます。
そういう風に形作られた「空気」が文化なのです。

じゃあ、日本の年配者が言うように、食べ残しは本当に罪なのでしょうか?
ここで大事なのは、それも1つの考え方だ、と思うことです。

つまり、もしあなたが、
「食べ物を粗末にするやつはどうしようもないロクデナシだ!!」
と考えるなら、あなたはアメリカ人とタイ人の大多数を敵にまわしたも同然です。
本当に彼らはロクデナシでしょうか?
違いますよね。
それは「文化の違い」なのです。
食べ物を粗末にしてもいい、という文化は彼らにとっての「空気」なのです。

なので、食べ残しは罪か、という問いに対し、それは人によるとしか言えません。

ちなみに僕はこう考えています。
「食べ物は粗末にしてはいけない。
でも初めて口にする食べ物は(まずかった場合)捨ててもいい」

食べ物は無駄にしたくない。
でも、不意にどうしてもまずい料理を食べることになってしまった場合は
捨てるのも仕方ないと思っています。(失敗料理とか)
健康を悪くする可能性があるのに、無理してまで食べるのはおかしいでしょ。
文化は尊重するものであって、縛られるルールじゃないのです。

2010年12月14日火曜日

虐待かな?と思ったときの反応


さっきテレビを見ていたら、日本の児童相談所について特集していました。

相談件数が増えているのに、相談所職員があまり増えていないこと。
そのため1人の職員が常時受け持つ案件は100件を超えていること。

などが紹介されていました。

おもしろいなと思ったのは、児童虐待かな、と思ったときの対応を
アメリカと比較しているところでした。

それによれば、アメリカは児童虐待や育児放棄にとても厳しい国で、
子供を1人にしておくだけで通報されるし、実際にそれが法律違反になる。
だからベビーシッターという仕事があれだけ頻繁に映画や
ドラマに出てくるというわけ。

実際に子供を1人にしておいて、すぐに近所から通報された、
という話は個人的にも聞いたことがあります。

ただ、そこでちょっと疑問に思ったのは、あれだけ個人主義の強い国なんだから
普通のアメリカ人は、自分の子供の育て方についてとやかく言う他人を
すごく嫌うはずなのです。

反対に日本では、隣近所の子供をどっかのおじいさんが叱る、といったように
他人の子供を叱ったりすることがある。(少なくともあった)

一度アメリカ人の友人とこのことについて話し合ったことがあるんですが、そいつは、
アメリカでは「他人の子供を叱る」なんて絶対有り得ない、と言っていました。
なんで?って聞いたら、絶対殴り合いになるから、らしいです。

確かにそれはよくわかる。

だったら、なぜ近所の人はすぐに警察に通報したりできるんだろう?
誰かが通報⇒虐待(ネグレクトも含む)している疑いがある⇒自分の子供が一時保護
という展開になったら、アメリカの親は間違いなく日本の親以上に発狂するでしょう。

通報したことを逆恨みされる危険すらある。
(アメリカのような一般的な郊外型住宅だったら、匿名で通報したって
近所が誰かすぐにわかるので、誰が通報したかなんてすぐに分かってしまうはず)

(家庭内のことを含めて)他人のプライバシーを日本以上に尊重するアメリカで、
通報してまで他人の問題に干渉する人がなぜ多いのか、とても疑問に思います。

もちろんそれはいいことなんだとは思います。
見て見ぬ人が多いよりは、よっぽど健全な社会なように思いますが、
僕が考えていたアメリカ人像とは少しギャップがあるように思えるのです。

もし誰かこれを説明できる人がいたら教えてください。

2010年12月12日日曜日

人間が楽しめる最も贅沢な料理



日本で最も定着した外国料理とも言えるカレー。
結構前から、一度カレーをスパイスから作ってみたいと思っていました。
そこで見つけたのがこれ↓



20種類のスパイスが小さい袋に入っています。
全部混ぜて使うんですが、それぞれのスパイスの香りを
確かめながら混ぜてみました。

漢方薬のような香りや、柑橘系の香り、トウガラシの香りや、
どこか遠い国から持って来た葉っぱのような香り・・・etc
スパイスって、それぞれ本当にいろいろな色や、香りがあってすごい!

フライパンでカレー粉を炒ると、香辛料のいい香りが部屋中に広がります。

材料を切って煮込むこと数十分・・・
さっき混ぜておいたカレー粉を入れて、水を入れてさらに煮込む・・・


最後にプレーンヨーグルトを入れて、塩で味を整えれば完成。
何かフルーツ的なものを加えると甘みが出ます。
酸味が足りないような気がしますが、これはしばらく寝かしておけば
自然に出てくるものらしいので大丈夫です。

実際に作ってみるとカレーがどれだけシンプルな料理なのかがわかる。
入れたスパイスは20種類もあるけど、
実際混ぜて煮込んで塩とかで味を付けただけの、スープ料理なのです。

食べてみると、市販のカレールーとの違いに正直驚きました。
今まで24年間カレーだと思ってたものが、実はカレーじゃなかったと思えるほどです。

違いは「スパイスが生きている」ところ。

市販のカレールーはカレー味なんだけど、それぞれのスパイスの香りはしない。
全体で一つの香りを出している感じ。
でもこのカレーは、
それぞれのスパイスがそれぞれの香りを出しているのがわかるんです。

変に聞こえるかもしれないけど、今まで料理は味が大事だと思っていました。
でもカレーという料理は、香りのほうが重要な要素なんだと思います。

これは、科学的な面から考えても正しい。
というのも、科学的には、人間の味覚は実は5つしかないのです。

甘さ、塩辛さ、酸っぱさ、苦さ、うまさ

(うまさ「うま味」はグルタミン酸ナトリウム⇒味の素ですね。
辛みは味ではなく、痛みの一種なのです⇒へぇ~)

でも、世界中のすべての料理を、こんな5つの感覚で分類できるわけがないです。
普段私たちが日常的に「この料理が好き」「これはまずい」とか
判断しているほとんどの基準は「嗅覚」・・・つまり、香りにあるのです。

嫌いなものでも、鼻をつまんで食べれば意外と食べられてしまうのはこのためです。

これだけのスパイスを使う料理って世界にもそんなにないだろうから、
カレーって、もしかしたら、人間が知覚できる要素が最も多く入った、
贅沢な食べ物、ということになるのかもしれない。


2010年12月5日日曜日

講義「宇宙旅行ビジネスの未来」



けっこう長い間取り組んでいた、TED talkの翻訳が終わりました。
英語の話を訳して、そのビデオに日本語字幕を付けました。

その講義の題名は「宇宙旅行ビジネスの未来」
バート・ルータンというアメリカ人宇宙船設計士がこれからの宇宙開発について
とても鋭い予測とアイデアを発表しています。

「宇宙旅行ビジネスの未来」
著名な宇宙船設計士、バート・ルータンがアメリカ政府(NASA)の停滞した宇宙計画を批判しています。宇宙計画を国家主導から民間主導に移し、ビジネスとして発展させる重要性を説いています。



興味のある方は見てみてください。
そして、意味がわかる字幕ができているかどうか、教えてください!

ただ、まだ正式にはTEDのウェブサイトで公開されていません。
公開されるためには、僕以外の誰かに僕の日本語字幕を見てもらう、という
第三者の確認が必要です。

もし、ちゃんと訳せているかどうか
僕の日本語字幕をチェックしてくれる人がいましたら教えてください。
一応他の、TED translatorにも確認を頼んでみるつもりです。

翻訳を終えてみた感想、勉強になったことなどは、
今日は時間がないので、また別の記事でまとめます!