2012年4月5日木曜日

世の中で一番好かれる人間って裏表のない人間だと思う



Photo taken by John-p

社会人を3年やってみて、ビジネスの世界では裏表があることはすごく大事なことだなと感じています。
特にお客さんと日々関わる仕事をしている人はよく分かるのではないでしょうか?

お客さんとの会話の中で、「完全に正直に言うと・・・」なんていう状況はそう多くない。
完全なウソとまではいかなくても、悪いことを聞こえが良くなるように言ったり、
悪く取られないように言い換えたりといったことは誰でも日常的にやっているんじゃないかと思います。
これもスキルであることには同意なんですが、社会人になって違和感を感じた部分でもあります。

商売をやっている以上、こちらが不利になるようなことを言ったり、
お客さんが不安になることを言ったりすることは自分の首を締めるのと同じ、というのはわかります。
プロであればそういう細かいところにも配慮ができるのでしょう。
営業は基本的に良いことを言わないとダメだろうし、
うまいことを言えるから仕事が取れて、成り立っている会社があるのもわかります。

ただ、できれば、仕事だからという理由でウソをつく人間になりたくないのが本音です。
個人的にはウソ偽り無くすべてお客さんに打ち明けて、そこから解決策を考えていきたい。
なおかつ信頼も得て、利益も出していきたい。(そんなことが可能であれば、ですが)

これは理想論すぎて現実的じゃないかもしれません。

でも、理想として、裏表のない人間になりたいと思うし、
そういう人間や組織を応援したいと思っています。

僕がお客さんの立場になったとき、
ビジネスであるにも関わらず、正直に悪いことを言ってくれたことを評価します。
その上で、解決策を考えていきましょうと言おうと思います。
あえて悪いことを公表した組織・会社を評価します。
その悪いこと自体を批判するのは、それからにします。

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