2010年3月31日水曜日

家族にありがとうの手紙を書ける人


家族にプレゼントをあげるとかしたことありますか?

僕は今まで人生で一度も家族に何かをプレゼントしたことないです。(たぶん)
バースデイプレゼントという習慣自体がとっくの昔に廃れてしまったし、
クリスマスプレゼントも小さい時はもらってたけど、あげたことはないし。
母の日、父の日、敬老の日なんて顔パスでスルーです。

だいたい、家族の誕生日を祝わないし、誕生日自体覚えてない。
ので、家族の年齢がアバウトにしかわかりません・・・・

なんだろう、その辺なーなーにしてきたというか、別にそれが自然だったというか。

でも大学時代に、家族の誕生日を祝って、プレゼントをあげて、今までありがとう的な手紙まで書く人がこの世にいるってことを知った時、すごい衝撃を受けました。
まあその子は女の子なんだけど、それでもそれはすごくないですか?
たぶんまったく違う環境で育ったんだろうな~とか思います。

そんなこと恥ずかしすぎてウチでは死んでもしないけど笑

ところで、
さっき弟にipod touchをプレゼントしました。

まあたまにはプレゼントも悪くない。
ケチな僕としては極めて珍しいことです。
ほんとは親か、祖父母になんかあげたかったんですが、弟に何かプレゼントしたほうがあの人たちは喜んでくれる気がします。 
親心はわかんないですが、なんか子供兄弟が仲良くするのを見るのはすごくうれしいみたいです。
そう言われたわけじゃないですが、言葉に出さなくてもなんかわかります。

家族に直接ありがとうなんて言える日は来るんでしょうか。
たぶん来ないと思います笑

2010年3月29日月曜日

世界で独自の進化を遂げるマクドナルド


どの国に行っても必ず見つかるもの、一番身近なものと言えばマクドナルドじゃないでしょうか。

ある友達が「旅行先でトイレに行きたくなったらマクドナルドを探せばいい」
と、言った人がいますが、ほんとに名言だと思います。

アメリカはもちろん、日本、東南アジア、ヨーロッパ、アフリカ、北朝鮮にもあるくらいだからほんとにマクドナルドがない国を探すほうが難しいかもしれません。

アメリカではけっこう外食が高く(1000円余裕で超)、基本的に(日本人の感覚で)まずいので、安いマクドナルドには留学中によくお世話になりました。

考えてみれば当然ですが、マクドナルドはグローバルに展開していながらそれぞれの国で味も違うし、メニューそれ自体も違います。
そしておもしろいことに、アメリカのマクドより、日本のマクドのほうが安くておいしいです。

この逆転現象は、日本人とアメリカ人の味覚のレベルによるものです。
アメリカのビッグマックを日本にそのまま持ってきても、他にもっとおいしいもの、(吉野家、サイゼリア、モスバーガーとか)がいっぱいあるのでたぶん売れないわけです。

そこでマクドナルドはいろんなメニューを作ったりして日本人にもウケるマクドを作ろうとするわけです。

その結果、アメリカのマクドと日本のマクドには味もメニューも価格もサービスにも違いが出てくるわけですが、これが日本とアメリカ以外でも起こっているところが今回のテーマです。

同じように他の国でもその国に一番合ったマクドができあがるわけですが、その進化の具合が実はけっこうおもしろい。世界各国にご当地メニューなるものがあるわけです。

知っている方も多いとは思いますが、てりやきバーガーは日本のご当地メニューです。
韓国には焼き肉バーガーがあるし、シンガポールでは必ずチリソースが付いてきます。
タイでは行ってないのでわかりませんが、トムヤムクン風味のバーガーがありそうです。

じゃあインドはカレー風味なのか??
とかメキシコはタコスバーガーなんかもあったりして・・・(それはないかな~)
なんていろんな疑問がわいてきませんか?!



そこで思ったのが、旅行をするときに世界各地のマクドナルドをチェックするというのもなかなかおもしろい&ユニークな旅になるんじゃないか、ということ。

旅に出たとき最初に気付くのは自分の国との違いなんですが、その違いを比較する基準があるとわかりやすいです。(しかもマクドナルドは誰でも知っているのでその違いは背景知識なしで誰でも簡単に理解できる)

と言っても、せっかく旅するならマクドとかじゃなくてその国の料理が食べたいと思う人がほとんどじゃないかと思います。結局マクドを食べるのは長期滞在する人か、そこに住んでる人ということになります。
僕もそう思う気持ちはよくわかるんですが、旅先で夜寝る前にちょっとした社会勉強みたいなつもりでマックにふらっと行ってみるくらいはできるし、おもしろそうです。

観光地ばかりじゃなくて、そういう(ある意味)庶民的な場所に行ってみるのも、旅としてはアリだと思います。

2010年3月27日土曜日

旅行前にするベストな情報収集法


ゴールデンウィークの休暇に台湾に行くことになったので、今日はネットと地球の歩き方を組み合わせて情報収集しました。

ハッキリ言って、ネットで得られる情報だけで海外旅行は十分です。
わざわざ「地球の歩き方」とか買う必要はないし、(高いし)
でっかい地図とかもネットのほうが使いやすい。
特にグーグルマップはもう定番です。

じゃあなんで「地球の歩き方」を買ったかというと、
ネットは便利だけど、携帯性がないから。

旅行をしてると、計画の変更をしたいとき(しなきゃいけないとき)・想定外のことが起こることがあるので、そのときにインターネットにアクセスしたくなります。
そういう意味で、事前に調べておくだけでは十分じゃなくて、旅先でその都度ネットを使える環境が必要になってくるわけです。

実際、旅行好きの欧米人たちはある意味日本人よりインターネット中毒になっているので、彼らが集まる海外の観光地なんかに行くと、必ずと言っていいほど欧米人用のインターネットカフェがあります。
長居すると結構お金もかかるんですが、スカイプとかブログの更新のために居座る人が大勢いていつも混雑しています。

いざ現地に行ってみると、ネットにつながる環境って意外とないって気付きます。
だからああいう旅先ネットカフェは流行るんでしょう。(儲かるビジネスなのかどうかは謎ですが)

でも、いちいち旅先でネットカフェを探すのはけっこう時間の無駄です。
なので、一番いい方法はどこでもネットができるケータイを持ち歩くことなんですが、
たぶんローミングとかしたらすごいお金がかかると思います。
(短期間なら現地でレンタル携帯という手はある)

旅行ガイドブックは(厚いものじゃなければ)携帯性に優れています。
Google mapほどではないですが、使いやすい地図もついているはず。

そういう地図にネットで事前収集した情報をどんどん書き込んでいけば、
ネットの情報量をカバーしつつ、携帯性も保つことができると思います。

ツアー旅行じゃなく、個人旅行に挑戦してみたい!
という方は是非試してみてはいかがでしょう。

あと、訪れる場所が都会ならGoogleストリートビューはほんとに便利です。
しばらく使っていない間に、とても使いやすくなってて驚きました。

でも海外旅行の前に見てしまうと、旅の感動が半減してしまうのかもしれないですね~

2010年3月25日木曜日

中国流留学術!


アメリカ留学中、中国人留学生たちとよく遊びに出かけていました。
フレンドリーだし、ノリがいいし、友達ネットワークがすごいからです。
彼らはどんなときも(だいたい中国人同士で)グループ化しているんですが、
それだからか、中国人のネットワークには目を見張るものがありました。

キャンパスで何人か中国人の友達を作ったとしましょう。
その中のチョウさんと仲良くなりました。

次の日、違う中国人のグループと仲良くなり、昨日知り合ったチョウさんの話をするとほぼ100%の確率でそのグループはチョウさんのことを知っています。
そんなに仲がいい友達ではないかもしれませんが名前と顔くらいはわかるはずです。

最初は偶然知り合いなんだろうと思っていましたが、ある日パーティーに来いよと言われて行ってみて気付きました。 知っている中国人ばっかりだったからです。けっこうな人数がいるのに。

それからは中国人の知り合いができると、他の中国人に「あの子知ってる?」って聞かずに、
いきなり「この前あいつがさ~」 と話し始めても理解してくれるんです!笑

これは楽でした。

その裏には、
アメリカ渡航前にインターネットであらかじめ同じ大学に留学する人を探し出し、情報を共有しつつ友達関係を作っておく、ということをやっているそうです。
頭の良さマックスですね。

さらに寮に住むと割高だから大学の外でルームシェアしようぜ、みたいに声をかけてルームメイトまで渡航前に決める人がいるというから驚きです。
きっとそういう情報も、過去に留学した先輩などを探し当てたり、親戚の親戚でアメリカで働いてる人がいるからその人に聞いてみる、みたいな情報収集の結果なんだと思います。

そういえば僕の同期の中国人も、日本に来た理由は知り合いが日本に住んでるから、って言ってました。

他人とのつながりを本当に大事にしているんだなぁと感心してしまいました。
また、そういう豊富な人的ネットワークというのは彼らの強さでもあると思うんです。

それに比べて日本人は、
「留学先で日本人同士で固まるな!」、とか言ってるわけですからすごい違いですね。
中国では、 「留学先では必ず中国人同士で固まれ!」って言ってるかもしれない笑

国際交流という宣伝文句に流されて、
無理してでも欧米人に近寄る日本人と、

最適な環境とネットワークを駆使して、
本来するべき勉強に時間を使う中国人。

どちらを選ぶかはもちろん個人の自由ですが、
そんな違いを見ると、今の日本をちょっと考えてしまいませんか?

3Dテレビを本気で売ろうとしてる日本


アバターは良かったです。
ちょっと座る場所が前過ぎて画面が妙に小さく見えたのが残念でしたが、
初めての3D映画ということもあって、それなりに新鮮でした。
まあ久々のエンターテイメントと思えば3Dメガネをかけるのも別に嫌じゃない。

だけど、これを家で見たいと思うかは別でしょう?
日本で発売される3Dテレビが安かったとしてもあんまり買う気はしないです。

こんな感じで3Dテレビを批判する方も多いと思います。
確かに価格も高いし、3Dメガネは必要、ちょっと斜めから見たら効果なし、という3Dテレビなんて人気が出るほうがおかしいです。

でもちょっと考えてみたんです。

これはディスプレイというテクノロジーの自然な進化なんじゃないかって。

過去数十年の間に、2Dの白黒テレビがカラーになり、リモコンが発明されて、薄型大型になり、画質が良くなって、地上デジタル、インターネットにも繋げるようになったわけです。これ以上の進化って、他に3Dに行くしかないでしょう。他に何か思いつきますか?

僕はSFが好きでよく見るんですが、SFこそが最新テクノロジーの本当の発明家だと思ってます。
確かに優れた技術と知識でテクノロジーを実用化する技術者ってすごいと思います。
でもそのもののアイデアは何十年も前にSFで考えられていたこと、という場合が実は多いんです。

昔の人がSFで空想したことで今現実になっていることって結構あると思います。
3Dディスプレイだってかなり前から空想されていたはず。(アバターにも出てきますね)
今はまだ開発された1号機みたいなもので、そこに高機能、利便性を求めるのはちょっと難しい。

こういうものはまず新しいもの好きのお金持ちに購入してもらって、その間にテクノロジーが進歩するのを待つのが得策。

ガジェット系の製品は、ハードディスクが大容量フラッシュメモリになったり、キーボードがタッチパネル化しているように、非機械化が主な流れです。
(非機械化とは、つまり駆動部分が減り、物理的には存在しないプログラムになるということです)

同じようにテレビも機械という扱いから、非機械化が進み、2Dまたは3Dで見たいものが見れたらいいんじゃない?っていう話になってくるわけです。
そこに無駄なスペースをとる機械部分は別に必要ないわけです。(分解したい技術ギークは別かもしれませんが)

そういう流れさえわかっていれば、今はシケた3Dテレビしかないけど、そのうちもっといいのが出てくる可能性だって十分あるわけです。

テレビはともかく、ノートのディスプレイがきれいな3Dになったら、僕は買いたいなと思います。

みんながかっこいい、買いたいと思える3Dテレビが完成する日は案外近いかもしれません。

2010年3月23日火曜日

洋楽好きのウェブアプリ Grooveshark


今日はとても便利で最近愛用しているストリーミング音楽プレイヤー Groovesharkを紹介したいと思います。

これはEMIというレコード会社と提携しているオンラインアプリで、その会社と契約をしているアーティストの楽曲なら検索して聞けるというもの。

さらに便利なことに自分専用のプレイリストまで作ることができるんです。

また、popular とか recent のボタンをクリックすれば、何千曲という曲の中から人気のある楽曲、新しい楽曲を自動でリストアップしてくれます。この機能がとても便利で、僕は play all(全曲再生)ボタンをクリックしてネットサーフィンしているときに常に音楽を流しています。

今まではitunesで適当に音楽を聴いていたのですが、やっぱり自分の持っている曲には限りがあるし、繰り返し聴いているばっかりでは飽きてきてしまいます。
その点、このGroovesharkは楽曲数が膨大なので飽きるどころか、聞いたことがあるいい曲なんだけど名前が思い出せない!というような曲に再会することもあるんです。しかも全曲ジャケット写真付きで。

以下、特徴をリストアップします。

①どんな曲もロードが格段に速いということ。
 約1カ月ほど常に利用させてもらってますが、ロードが遅かったことなど1度もありません。
 youtubeとは大きく違うところです。

②プレイリストの編集が非常に使いやすい。
 曲名、アーティスト名、アルバム名に分けられたシンプルな表示。
 シェア機能で友達とも共有、facebook、twitterともリンク可能。
 my favorite(お気に入りボタン)による色分け、など

③アップロードもOK。
 自分のMP3音楽ファイルもライブラリに登録可能です。すばらしい。

④音楽の質が高い
 曲がまるまる1曲聞けるし、変な編集されてることもない。そのあたりはレコード会社と提携しているだけあって音楽の質が安定していると思います。

⑤すべて合法であること。
 これ重要です。youtubeは著作権には違法アップロードも多く、せっかくお気に入り登録してもしばらくしたらいつの間にか削除されていた、なんてこともよくありますが、このアプリは合法なので(記事を読むと昔は違法だったようですが)心配は無用です。
日本のレコード会社ともぜひ提携してほしいですね~

洋楽が好きで、ネットしながらちょっと聞きたいって言う人にはピッタリだと思います。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20091015/338854/


登録が必要ですが、特に聞かれることもなく、ユーザー名とパスワードくらいです。

ったく、こんなアプリがあったら誰が音楽CDにお金を払うんですかね。
ほんとに払うこと自体がアホらしくなります笑

ぜひぜひこのウェブアプリを使い倒して洋楽ライフをエンジョイしてください!

2010年3月22日月曜日

台北から電話が来た


来たるGWに台湾行きが決定したので報告しときます。
いぇい。旅行はほんとに楽しみです。

しかも久しぶりの海外ってこともあってリサーチもやる気になります。
台湾がテーマの小説ってあるんですかね?
もし知ってたらぜひ教えてください。
旅の前にその土地についての小説を読むと感度が高くなって
旅がおもしろくなると思うのでチャレンジです。

泊まる場所ですが、ホステル関係で安いところをいくつか予約しました。
2000~2500円くらいです。
安いけど、日本でも外国人バックパッカー専門の安い宿とかはけっこうあるんですよ。
hostelworld.com とかで調べたら意外とよくあるんですこれが。
まあ僕が黙って入って行ったら間違いなく中国人か韓国人と間違えられると思います笑

初日は現地に夜9時着ってこともあって、泊まる所にはそんなにこだわらず、ドミトリー形式の部屋に泊まろうかと思ってます。
欧米人がむっちゃ多そうなので彼らのハイテンションに圧倒されるかも、です笑
前も香港でそんなようなところに泊まったことがあるんですが、
そんな雰囲気でした。
てか40代くらいのおっちゃんとかいたし。
ずっと世界を放浪してるんだろうか・・・?

他に予約したホステルから、このまえ電話がかかってきました。
台北からわざわざケータイに電話をかけてくるってすごいね。
電話をとると、第一声 

「もしもし~?」

あとは全部英語でした。最初のもしもし~?がちょっとかわいかった笑

外国人が日本語しゃべってるところって無条件にかわいいですよね。

知ってますか?
あれは完全に流帳に話せるようになると途端にかわいげがなくなってしまうんですよ。

本当に不思議です。

2010年3月21日日曜日

クビ宣告人映画とアメリカ

昨日、 Up in the Air 「マイレージ、マイライフ」(邦題)という2009年のアメリカ映画を見ました。

前から見ようとは思っていたんですが、先延ばしにしていたら結構時間が経ってしまいました。






アメリカにはリストラ宣告代理人という職業があるっていうのがすごいですね。
それだけリストラが多いっていうことなんでしょう。

アメリカは転職社会だとは言われますが、この映画でクビを切られる人はみんな10年以上同じ会社で働き続けた人たちです。だからショックも大きいのでしょうか。
クビになってもみんなケロンとしているのかと勝手に想像していましたが、そんなことはないようです。
こういうクビを切られた人は次の仕事を見つけることができるのでしょうか。あの反応からすると、到底見つからないという雰囲気を感じたのですが。
きっと年齢も関係してくるんだと思います。

欧米社会ではクビ宣告するときはパッケージという、給料の数カ月分+医療保険数カ月分をもらえるシステムがあるそうです。(企業からもらえるもので、国からの雇用保険が別に支給される)
日本でいえば、退職金のようなものでしょうか。
(ちなみに退職金制度がこんなに手厚いのは世界的にみても日本くらいらしいです、課税もあまりされないらしいし)

主演のジョージクルーニーの役柄はそう言った意味で新鮮です。
しかもやっぱり冷静に・言葉巧みにクビを伝えるところはプロの技だな~と関心してしまいました。
プロはプロなりに哲学を持っているものだと思うけど、
その哲学を本人が見直すシーンが出てきます。(まあ映画だからということもあって)

そこがこの映画の見どころでもあるわけですが、
全く正反対の意見・性格を持っていても
結局議論していくうちに何かと影響されることっていうのはあるな~と思いました。
100%その人に影響はされないけど20%くらいは影響されると思います。

クビになることは新しい人生を始めるチャンスにはなり有るけど、それがその人にとっていいことなのかどうかはやってみないとわからない。
そこで、だからあそこでクビになったから俺の人生めちゃくちゃになったんだというのは簡単だし、実際映画でもそういう反応の人がほとんどでした。

ただ、結局 生きてたら変わらなきゃいけないことってあるし、
それが嫌でもやらなきゃいけないことってある。

受け入れるしかないことは、やっぱり受け入れるしかないんだと思います。

そういうときに希望を持つか持たないかは個人の自由。
でもどうせ生きていくなら希望を持って生きていきたいと思います。

自分で自分を痛めつける必要なんて全くないんだし。


2010年3月19日金曜日

個人にも排出権取引の考え方を


ふと思いました。

環境に厳しい世の中ですが、国レベルで二酸化炭素の排出権取引があるのなら、個人でも同じことができないか。

「排出権取引とは・・・」

CO2排出権取引とは、ヨーロッパで考案されたアイデアで、CO2の排出量に一定の目標を決めてそれを超えてしまう国は超えていない国から超えていない分のCO2量を買ったり、逆にCO2排出量を低く抑えることができた国は他の国にそのCO2枠を売ることができるというものです。

わかりにくいですよね。

例えば、日本は2年くらい前に東ヨーロッパにあるハンガリーという国から200億円でCO2排出枠を買っています。
つまり、ハンガリーは排出量を低く抑えることができたために、日本からボーナスをもらったようなものです。
日本は、既定の量を超えて排出してしまったために罰金を払ったようなイメージでしょうか。

「ある国が多く排出していても、ある国がその分排出を抑えれば全体としてはCO2排出が抑えられる」

というのがこのアイデアの基本です。

この排出権取引、すでに省エネを相当がんばっている日本(他国と比較して)と、まだそんなにがんばってない他国を比べるので不公平だという意見があります。
他国には省エネでがんばれる余地がたくさんあるのに、日本にはその余地があんまりないというわけです。
90点取ってる人と50点取ってる人にがんばって点数を上げたら上げた分だけご褒美をあげる、と言っているようなものです。 (日本が90点かどうかは謎ですが)

個人的には問題の解決になってないので反対なのですが、これを国家レベルではなく、個人レベルでできないかな、なんてふと思ったんです。

「すでにCO2をあんまり排出していない人にCO2を減らせというのは不公平」

例えば僕は車を持っていません。 (また出た・・・)
統計では日本のCO2排出量の約20%は交通機関から排出されているそうです。
これには飛行機とか電車も含まれているのでそれを除外すると、少なく見積もっても10%くらいは自動車が占めていると思われます。

人より10%CO2を排出していないってスゴイこと、だと思います。
プリウス乗るより、自転車のほうがエコに決まってますからね。
環境問題の落とし穴は、環境に優しい製品を買ったらそれで終わりと思ってしまうことです。
確かに従来のものよりエコかもしれませんが、それ以外にも全体の排出量を減らす方法が他にいくらでもあるということにはなかなか気付かない。

車を持たないという一例を使って言うなら
車をもたないのであれば、ビニール袋をいつもより無駄にしようと、シャワーをいつもより長く浴びようと全く問題ないということなんです。もっと言うなら、めんどくさいリサイクル・ゴミの分別だって完全無視でいい。

だってどう考えたって、そんなことより車のほうがCO2排出してるじゃん、って言えるわけです。

これを排出権取引のように、僕は車を持ってなくてCO2を排出してないのでその排出枠を他人に売りたいわけです。

現実的に考えるなら、その分税金を控除してくれるだけでいい。
日本は税金高いんですよほんとに。

そしたらみんな本当の意味でCO2の排出を減らそうと思うんじゃないでしょうか。
ゴミ出し・リサイクルがめんどくさいという潜在的ゴミ屋敷の主なら、その苦痛から解放されるというだけでも飛びつきそうです。

「日本の政府が目論むステルス的シナリオ」

これが突飛な考えだと思う人!この記事をご覧あれ!


政府は太陽光発電を普及させるために、2011年から段階的に電気料金の引き上げを計画しているんです。得をするのは政府と、太陽光発電システムを持っていていて余剰電力を売ることができる消費者(金持ち)だけということになってしまいます。
なんて悪賢い制度。。。(しかも電気代っていう誰にでも必要なものを操作するところがヒドイ)
これはつまり、太陽光発電を買って(エコに貢献して)くれれば電気代(ある意味税金)を安くしますよ、それがいやなら余分に税金払えやコラァ!、ということなのです。
結局政府も、個人の排出権取引のようなことを、ビジネスに絡めてやろうとしている、ということです。

「つまり・・・」

CO2を減らす過程(エコ商品を買う)ということだけがゴールではなく、
実際の排出を減らすということが大事ですよ、というのが今日のメッセージです。


2010年3月18日木曜日

先輩におごってもらう時の作法


僕は基本的に年上の人が好きです。
その中でもおしゃべりな先輩が特に大好きです。

年上の人は僕が知らない世界を知っているし、いろんな意味でアドバイスをくれる。
まあ全部のアドバイスが役に立つとは限りませんが。
そこは自分で取り入れるところ、聞き流すところと言った判断が必要です。

そのあたり、最近読んでいる「ちきりん」さんの日記におもしろいことが書いてあります。


さて、本題ですが、

「今日はおごってあげるよ」と言われたとしてあなたはどう反応するでしょうか。

①お礼を言っておごってもらう

②丁寧にお断りする(=相手がかなりおごりたいという意思を示したときだけおごってもらう)

③先輩が後輩をおごるのは当然、(または男は女をおごるのは当然)という顔をする

④逆におごり返す

ここで②は一見礼儀正しいように見える。おごってもらいたいときでも最初に断りを入れることで謙虚に見えるからです。でもこれは個人的に嫌いです。わかりにくいから。
短気な外国人に同じことをしたらおそらく(YES or NO!?)←トヨタの米公聴会のときみたいに笑
と言われること間違いないです。

一番ヒドいのが③。でもこういう人は実は多い。先輩である+男であるという条件が重なるときはほぼイコールおごってもらえるという期待感が膨らむようです笑

「おごられるのは極めて名誉なこと」
若いうちはおごるよりもおごられる経験のほうが多いから仕方ないのかもしれませんが、
おごってみると、おごる人の気持ちというのがよくわかります。
先輩後輩の関係だからおごる、男だからおごるという形式的な理由の場合もありますが、
基本的におごるのは、相手に好意を持っているからです。
さらに「人間関係をもっと近づけたい(仲良くしたい)という意思表示でもあります」
当然ですが、おごってもらってうれしいという態度は必要です。
というか、おごってもらえるときって自然にうれしくないですか?
僕はすごくうれしいので、おごられるときはいつもニコニコしてます。

「おごる側は仲良くしたいと思っているだけ」
②のように一度断ってから様子見作戦は一見礼儀正しいように見えて、おごるほうからみれば実は不快なだけです。おごる側はおごられる側に喜んでもらうため(仲良くしたいため)におごってるわけであって、謙虚であってほしいなんて別に思っていないんです。

おごりのオファーを断るのはすなわち「おまえからおごられる筋合いなんてねぇよ」「悪い気がするしめんどくさいから」と言っているのと同じです。
つまり「相手が人間関係を近づけようとしてるのにそれを突っぱねる行動」なんです。
こんな失礼なことってありませんよね?

平たく言ってしまえば
仲良くしよう」って言うのが恥ずかしいから先輩は後輩(男は女)をおごるんです。

おごる側のことを考えれば②、③の反応がいかに間違ったものかがわかったと思います。
そこで、今日提案したいのが①、④の反応です。

「おごる側にとって素直に喜ばれるのが一番気持ちがいい」
①は理想のアンサー。まさにおごる側が求めている反応です。
僕がだれかをおごるときも、こういう反応をしてくれるのが一番気持ちがいいです。
素直に喜んでくれればそれでいいって思います。
それ以上でも、それ以下でもありません。

「情報にはお金を払うという考え方」
④は全く新しいアプローチ。逆に先輩をおごってしまうというものです。
でも考えてみたら別におかしなことでもなんでもない。
僕は面白い話が聞けるなら、お金を払ってでもその人と話がしたいと思います。

ちょっと前に、アメリカの有名投資家ウォーレン・バフェットとプライベートで食事できる、という権利が数百万円で売られたことがあります。

極端な例ですが、基本的に情報はお金を払って得るものです。
今でこそインターネットのおかげでタダで手に入る情報が多いですが、
ネットがあるからすべての情報がタダで手に入ると思うのは少し危険です。
ネットに書いてある情報は常に正しいわけではないし、
誰でも手に入る情報はそれだけで価値のない情報になってしまうからです。
(就活時代にリクルートの方から、オープンインフォメーションとクローズドインフォメーションという概念を教わりました→またこれは別の機会に説明します)

こう考えれば先輩をおごるのも
別におかしなことでもありませんよね。

高校時代にお世話になった先生がこんなことを言っていました。

「学生は誰にでもどんなことでもタダで質問できる権利がある。
社会人でも質問はできるけど、お金を払うのが礼儀という世界なんだよ」

僕もそう思います。

2010年3月17日水曜日

旅を楽しむ重要ポイント・・・プラン編


僕はよく、自分でプランを立ててこそ旅だ!
と思ってます。

時間とお金さえあるなら、むしろプランなんて立てずに
好き勝手にぶらぶらするのが究極の旅なんじゃないかとも思います。

たまに時間単位でみっちり予定を組む人とかいるけど
それはそれでなんか面白味に欠ける。 ような気がする。


例えばこれまで何回か外国人の友達の日本初旅行をガイドしたことがありました。
完全にボランティアなんですが、プラン作りは結構楽しいものです。
まず自分が外国人だったら、大阪の何を見たいか、たこ焼きは外してほしくないし、京都だったら
抹茶かなとか、(食べ物ばっかですが)

ある日梅田でうまいラーメン屋に連れて行ったとき、話しに夢中になって時間を忘れて終電を逃してしまうという大失態をおかしてしまったことがあります。
結局京橋までの電車はあったけど枚方までは行けず、しかもその次の日にその人は帰国する予定だった!!
焦りに焦りましたが、ネットカフェで始発の電車を待って枚方に行き、荷造りもしないといけないので牧野駅からアパートまでは猛ダッシュ。(ちなみに午前中のフライトという危機的状況)
すぐにまた同じ距離を猛ダッシュして、また京橋までとんぼ返り。
前日に寝てないので意識がもうろうとしていました笑

なんとか飛行機の時間には間に合いましたが、最後の最後で死ぬほど焦らせてしまい、本当に悪い気がしましたが、今思えばいい経験になったと言ってくれています。
結果論になってしまいますが、
結局何カ月後に旅を振り返ったとき、一番印象に残っているのはこういう予期せぬハプニングだったりするんです。

逆を言えば、全部予定通りに行って何も問題が起こらない旅というのはあまり思い出に残らないんではないでしょうか?
それがいいことであれ悪いことであれ、思い出になるのは思いがけないことが起こったときです。
極端な話、お金をすられたとかでもいいわけです。

僕は中国で2万円すられたことがあって、当時はものすごく落ち込みましたが、それ以来お金には気をつけるようになりました。
基本ケチなので今でもその2万円は惜しいとかたまに思うんですが(笑)、人生のレッスン料としてはそれくらいするんかなとも思いました。

余談ですが、僕が財布を無くした当時、真剣とは言えない対応を見せる現地の警察官を横に、それこそ街中を走り回って僕の財布を探してくれた中国人の友達を見て心底感動したのを覚えています。
友達といっても、現地で知り合ったばかりで中国語も英語もうまく話せなくてほとんどコミュニケーションをとれない「ほぼ他人」という状況だったのにもかかわらず、です。
彼ら別れるときはマジで号泣でした笑

ハプニングこそ旅の醍醐味と言えると思うんですが、
実際パック旅行を経験したこともないし、
ある意味正確に比較できない部分もあるわけですが、
その点パック旅行の楽しみって何なんですかね?

知ってる方は教えてください~

2010年3月16日火曜日

本当に信頼されているか確かめる方法


自分は信頼されている人間か、
心でも読めないとわからないかと思いきや、
簡単に確かめる方法があるんです。

その人が自分に対してリスクを冒しているかどうかを確かめたらいいんです

他人を信頼すること、とはリスクを冒すことだと思います。

例えば、友達と一緒に旅に行くとき、
あなたはその友達に旅のプラン作りは全部任せて!
と言ったとする。

ガイドブックを買ってネットで調べながらどこがいいかなと考えます。
ベストなプランを考えようとすればやっぱり時間はかかります。

やっと大まかな日程が決まりそうなころ、その友達がこう言いました。

もう泊まる場所は調べといたし、このリストから選んでいいよ。


なんだ~気が利くじゃん!
 と思うでしょうか。
 それとも、
え、プラン作りは全部任せてって言ったのに・・・
 と思うでしょうか。

気を利かせてやってくれたのはわかってるけど、なんかすっきりしない。

理由は簡単。それはその友達に信用されてない、と間接的に言われているようなものだから。

被害妄想だ! という反応はちょっと的外れです。

信頼するというのは聞こえがいいですが、
それはもしそいつが失敗したら旅行が台無しになるかもしれないし、
変な宿に泊まることになってしまうかもしれないということなのです。

そういうリスクを背負ってまでその人を信頼できるか、という問題なのです
つまり、そのリスクが背負えないなら最初からその人を信頼してはいけない。

もっと言うなら、その人が万が一失敗しても非難してはいけないし、
むしろ最初から信頼した自分が悪い。

(もちろん信頼されたほうはそれに甘んじていてはいけない。
失敗すること自体は悪くないけど、だから簡単に失敗していいことにはならない。
むしろ、ここで成功すれば信頼してくれた人に安堵感を与えることができるし、数倍の期待を与えることだってできる。
そう考えたらすごいチャンス。)

ちなみに僕の上司は、僕に仕事を頼むときにリスクを取らない。
というのも、いつも答えを知っているのに質問をするし、
困ってもいないのに、解決策を求めてくるから。

それはやっぱりテストされてるんだと思う。
上司がリスクをとるようになって初めて、信頼されていることになる。

リスクが大きければ大きいほど、信頼されていると言えるんだと思います。

あなたの周りの人はあなたにリスクを冒しているでしょうか。

2010年3月13日土曜日

「新卒主義と集団主義」へのコメント


元外大生のブログに面白いことが書かれていたのでコメントしていましたが
書きすぎてしまったのでなぜかここにも載せときます笑

ちなみに元記事はここで。(てか勝手にリンク張っていいんだろうか・・・(汗)


確かにアメリカでは日本のような新卒採用至上主義的な雇用慣行はないですね。
能力があるから採用する。ないならクビ。論理的でわかりやすいです。

一方で、日本の会社では新人や未経験者を会社で育てようという一般的な考え方があると思います。だから新入社員はどんなミスをおかしてもたぶんクビにはならないし(法律的にも解雇は難しいようですが)そもそも1年くらいで活躍することを期待されてもいない。
(もっとロングランで2~3年で教育するくらいの方針のように思えます。)

そこのところ、アメリカではそういう教育をほぼ大学&大学院に任せていると思います。
すでにビジネススクールに行くのは義務的になりつつある(行く人の数がすごいから)って聞くし、会社で教育しようなんて考え方があまりないと思います。一応job training的なものはあるらしいけど、短期間なもの。
基本的に入社したらほぼ一人前に仕事を任せられると聞きます。

どちらの方式にもメリットデメリットがあるからどちらが絶対いいとは言いにくい。
この投稿でもあったように、日本のシステムは新卒採用されないとレールから外れて既卒で理不尽に就職が難しくなるけど、基本的に社内で人を育てる方針なので 未経験者OK とかいう採用広告がいっぱいだったりする。それはある意味能力がない人も含めてみんなに優しい。

アメリカはというと、レールそのものが存在しないから、能力さえあれば採用が決まる。
ただ能力がないなら採用されないし、教育も大学とか大学院に行って高いお金を払わないといけないわけだから社会的にフェアーじゃない。まあそのために返済不要の奨学金とかがあったりするわけだけど、
結果的に貧富の差が広がるということにつながってると思います。

新卒採用の理由は集団主義もあると思うけど、単に海外企業と比べて簡単に人を解雇しにくいからじゃないかと思います。法律で。
それでいていわゆるブラックという残業時間とか労働基準法は破りまくりの会社があるのは矛盾してますが。

日本はアメリカ化してるって言われてるけど、実はヨーロッパ化かなって最近思います。市場は小さくなっていくのに年寄りばかりが権力とお金を持ってて、若い人にはチャンスがない。今やばいスペインなんかはそんな感じらしいです。

今日のニュースでやってたけど、新卒採用も就職氷河期以下に落ち込んだらしいですね。
あふれた若者はどうなるんでしょうか。ニート・フリーターですかね。もったいない。
日本はほんとに若い人を無駄遣いしてますね。

2010年3月7日日曜日

彼女におごってはいけない!


久しぶりに彼女との議論に勝ったので書いときます。

彼女に何かを買ってって言われたら買いますか?
そのためにお金を払いますか?
僕は基本的に払わないことにしてます。

どんなケチだ! って言われるかもしれませんが僕はあまり気にしてません。
というか「彼女とご飯食べに行くときは必ずおごる」みたいな人に会うと
逆にかっこ悪いな~と思ってしまいます。

男が女にお金を使って当たり前みたいな時代はとっくの昔に終わったと思ってます。
バブル時代にはそれでよかったかも知れませんが、
終身雇用があるわけでもないし、男がいつも女より給料が高いわけでもないし、
性別にかかわらず働く時代になったし、専業主婦が当たり前でもなくなった。
フェミニズムとかもありますが、僕は基本的に男と女は平等だし、
そういう考えに賛成です。

まあ超カワイイ女の子がいたらおごってしまいますが笑 
(まあそういう例外はさておき)

こういうことを言っていたら、彼女から平手打ちと合わせてYou are not generous!(ケチ!)
って言われること間違いなしです。
どんな女の子も自分の彼氏からは(少なくとも)いろいろ寛大な行動を期待するでしょう。

でもここで彼氏は考えます、
本当にお金を使うべきかどうか、
本当にお金を使う価値があるかどうか。

ここで、彼女さんがお金を要求すること自体は間違っていない。
というか正しいし、そうするべきだと思う。
なぜなら、もし何も言わずに自然に彼氏のほうから発生する純粋な気前の良さを期待すると
もしそれが不十分だった場合、後になって「あんたはいつもケチ!」となるからです。

何も知らずにあとから突然そう言われるよりも、普段からおごってと言われるほうがフェアーです。
後になってから言われたことには対処できませんしね。
(毎回おごるかどうか考える煩わしさはありますが)

本当に好きならお金は惜しまないはず、という考え方もあると思います。
ということは裏返せばお金を使わないなら好きじゃない?
それはちょっとおかしいと思います。
お金を使わなくても好きなことってありますよね?

ということは、好きだけど、お金はできるだけ使いたくない、でも幸福感がほしい。
でもこれは、「最小限のお金で最大限の幸福が手にはいるならお金を使ってもいい」
とも考えられます。

彼女にプレゼントをあげるなら、一番安くて一番喜んでもらえるものを探すはず。

つまり、せっかくお金を使うなら、そのお金で得られる最大限の幸せをあげたい。

彼女は幸せになるためにお金がほしいそうですが、本当にそうなら
無駄遣いはやめてほしいと思うのは当然。

無駄遣いとは最大限の幸福に結びついていないお金の使いみちのこと。


もしおごってほしいのなら、普段のお金の使い方をまず正してほしい、と考えるのは自然じゃないですか?
これはケチなんじゃなく、思いやりに近い。
おごるおごらないの問題を通り越して、相手の幸福感をどう高めるかを考えているわけだから。

じゃあどうするのか。
ここで重要なのは、
お金は幸福と深く結びついているが、必ずしもイコールではない、ということ。
つまりお金をあまり使わずとも、幸福感を上げる方法はあるんです。

例えば、僕は車を持っていません。
このアメリカの車社会を思い出させるほどのド田舎で、です。
かわりに自転車を使っています。(これぞ究極のエコ)
通勤は5分なのでそれ自体は問題ないです。
少々不便だと思えるのは買い物に行くときと、天気が悪いときです。
あと、好きなときにどこにでも遊びに行ける自由はありません。
電車を使うしかないです。

でも、自転車で風を切る爽快感、おいしい空気、綺麗な景色(よそ見運転も余裕)
エコに貢献している感覚などは、自転車でしか得られない幸福感です。
いろんな意味で車は金がかかる。
僕はそこのところを天秤にかけて自転車で生活することを選びました。
不便なこともありますが、僕はその点幸せです。

他にも、外食は控えています。
料理を自分の趣味にして、できるだけ自炊。
自炊が嫌いな人はなんて不便な生活をしてるんだ、と思われるかもしれませんが
本人はけっこう幸福感を持ってやってるんです。
自分がうまいと思える料理(目指すべきは他人もうまいと思える料理)を作ることができることは
文句なしで人生の幸福感につながると思ってます。
実際料理は楽しい。作ったものを食べてくれる人がいたらもっと楽しいと思います。
外国の料理にも興味を持つことができたし、旅先でレシピをゲットしたり、
一日料理教室に参加したりと、旅の楽しさも広がったと思います。
料理はその国を理解するのに格好の材料になるし、何よりどの国にも必ずおいしい料理がある!

他にも音楽が好きですが、僕は歌が特に好きです(だって歌は本当にお金かからない!)
今まで使ったのは電子ピアノとギターとボイトレ、楽譜代くらい。
(ボイトレはアメリカで10万くらい使って高かったけど、人生の投資だと思って思い切りました。
歌が本当に楽しくなったので全く後悔していません)


これらこそ、お金を使わずに幸福感を上げられた例だと思います。
お金がない=不幸 という考え方って間違ってるな~と思います。
(もちろん本当にお金がない人は別、生きるためにはお金が必要なので)

というわけで、
彼女にタカられそうになったら、すんなりほしいものをあげちゃうんではなく
アメとムチでビシバシ教育して、お金の使い方というものを叩きこんでみるのはどうでしょう笑

それでも結局男がおごることになるのかもしれませんが笑

2010年3月5日金曜日

microsoft ワイヤレスキーボード


買ってしまいました。
今この日記もそのキーボードでタイプしてます。
もしコンパクトなキーボードを探しているならこのmicrosoft arc keyboardは買いです。

「あえてノートにキーボード」

僕の使い方は、ノートパソコンにワイヤレスキーボードの小さいusbをつけて、
23インチのディスプレイをリビングのテレビの横に置いています。
何が起こるかというと、ヒザの上でタイピングできるようになるわけです。
今はフロアソファに座りながらヒザの上でタイプしてます。

「sexyな外観と軽さ」

超軽量のモバイルノートじゃない限り、ヒザの上でタイプするのはちょっとしんどい。
しかも時間が経つと体温のせいでPCもヒートアップしてきて暴走しそうで怖いです。
その点このキーボードはワイヤレス+コンパクト+超軽量(350g)+最薄(1.9mm)
しかもナノレシーバーでusb環境も荒らさない。
ワイヤレスにする以上の価値があります。

「エルゴノミクスという付加価値」

デザインがエルゴノミクス(人間工学)に基づいているだけあって、使いやすい。
全体がアーチ状になってキーの配列も手に自然にフィットする感じです。
(僕はmacっぽく白がよかったんですが、キーの色が白に緑だったのでダサそうで仕方なく黒にしました)

「ちなみに電池式」

この商品はちなみに充電式です。microsoftの周辺機器はけっこう電池式が多いみたいです。
まあこのほうが安いんですが。基本的に充電式のが割高です。logi coolなんかそうですね。
以前マウスを使ってたんですが、毎日使ってても半年以上交換不要です。
まあそれだけ持てば電池式でも十分でしょう。
充電式がどうしてもかっこよくて好きっていう人は仕方ないですが。 

煩わしいPC周辺を配線地獄から一歩抜け出したいと思うならこれはお勧めできます。
僕はテーブルの上からデカイノートが消えただけでも相当うれしいです。
さらに無意味に持ち歩きたくなります笑


2010年3月3日水曜日

中国人の中国茶


アメリカに留学していたころ、中国人とよく遊ぶ機会がありました。
今思えば、現地で最初に作った友達は中国人だったかもしれません。

僕がアメリカで会った中国人は日本で聞く中国人の印象とはだいぶことなるものでした。
日本では冷たい、無関心、怖い、攻撃的みたいなイメージがありますが、
アメリカではむしろ、オープン、フレンドリー、賢い、といった感じでした。
彼らの中国人コミュニティー(友達ネットワーク=強大で広い)に混ぜてもらえて本当にいろいろ助かりました。今でも感謝しています。

その中の一人に中国茶をもらったことがありました。
パーティーに行ったときに飲ませてもらい、僕が気に入ったと言ったら分けてくれたのです。
確か鉄観音(テッカンノン)という種類だったと思うんですが
飲むたびにいいお茶だなと感じます。

お茶の風味が緑茶とは全く違います。
個人的には緑茶のほうが好きなんですが、
このお茶はあっさりしているので油っこい料理とか中華料理によく合います。


よく中国の映画で 伝統的な茶器を使って儀式的に中国茶を飲むシーンなんかがありますが
まさにあのシーンで飲んでいるお茶はこういうお茶なんだろう、という味がします。
体が引き締まり、中国の長い歴史を感じることができます。

ただ、
このお茶はかなり好き嫌いがあると思います。
現に僕の友達2人に飲ませたら
「泥飲んでるみたいな味」
という評価をいただきました笑

僕は個人的にはすごく好きなんですけどね。
このお茶を好きになって以来、
お茶の文化がある国を旅行した時は現地のお茶を必ず買って帰るようにしています。
マカオに行ったときに古い中国茶の店に行ったのですが、中国茶だけでも相当種類がありますよ。
全部味が違うと思うと驚きです。

次は中国一苦いお茶があると聞いたのでそれを買ってきて飲んでみたいです。
たぶん罰ゲームのネタになると思いますが笑

2010年3月1日月曜日

語学の極意!

語学は使わないと忘れる」

遅いけど、最近今年の抱負が決まりました。
中国語をもう一回学び直そうという抱負です。

難しい中国語じゃなくて、日常会話くらいを目標にしています。
簡単な言葉を話せて、言いたいことをなんとか言えて、おもろいことを言えるくらいになりたいです。

中国語は大学時代に2年くらいかじったことがあるんですが、2年目に興味を失ってからすっかり手つかずになり、そのままかなりの言葉を忘れてしまいました。当時はけっこう本気でやっていたんですが、やっぱり使っていないと語学は忘れるみたいです。

「smart.fmという新しい勉強の仕方」

忘れちゃうのは仕方ない。忘れるのが当然というスタンスで勉強していきましょう、というのがこのsmart.fmというサイトです。無料の語学学習サイトなんですが、ダウンロードとかは不要ですぐに始められます。

特徴は「繰り返し学習」
覚えた単語を忘れる直前にもう一回見直して、またしばらくしたら忘れるのでその直前に見直して・・・
を繰り返す反復学習です。

たかが反復、されど反復」

記憶に関する研究はいろいろあるそうですが、一番効果的な記憶法は反復学習だそうです。
僕も高校の時は単語帳を何回も見直して単語を覚えました。
1冊ほとんど丸暗記した後、英語の文を読んでみたら理解がすごく良くなって感動したのを今もよく覚えています。
反復学習は退屈だけど、語学学習をする上である程度は避けられないのかもしれません。

「どうやって飽きずに反復するか=クイズ形式」

このsmart.fmではプログラムを立ち上げると、今日のメニューのような項目が見えて、自分の勉強したい言葉のフレーズのリストが出てきます。
すでに知っていてもう勉強する必要のないフレーズだと思ったらチェックを入れます。
セッションが始まると質問の嵐!
意味を聞かれたり、読みをきかれたり、タイプさせられたりと、いろんなアウトプットの方法でそのフレーズを記憶していきます。
一度間違えると、間違えたと認識されて近いうちにまた同じ問題が出てきます。


ここで重要なのが同じ問題が連続で出題されないということ。
同じ問題が連続で出てきたらどれだけ記憶力が悪くても答えを覚えているから答えられて当然ですが、同じ問題を出題する前に違う問題が出てくるので、意外と忘れてしまいます。

「記憶定着率を教えてくれるので本当に記憶したのかが一目でわかる=ゲーム感覚」

問題を解いていると、ゲーム感覚でかなり楽しいです。
だけどそれで終わりじゃない。
終わった後に自分が勉強したフレーズ/単語を見ると 「記憶定着率15%」とあります。
15%かよ!と怒らずに冷静に受け止めましょう。
確かに今ちょっと勉強したくらいじゃ15%なのもわかります。

これが100%になるころには強く記憶していることになります。
そう考えたらもっとこの%を上げたいと思いませんか?
もうほんとにゲーム感覚です。
ゲームのやり込み要素を制覇してしまう人なんかは確実にハマると思います。

「フレンド募集中なので誰か中国語でも英語でも勉強しよう!」
このsmart.fmですがソーシャル機能もあるのでサイト内で友達を作ったりとかもできるわけです。
マイミクみたいな感じです。
僕も誰かが一緒に勉強してるのはだいぶ励みになるので大歓迎です。

まずはゴールデンウィークに台湾旅行を計画しているのでそこで誰の助けも借りずに中国語を話せるのを目標にして2ヶ月間がんばろうと思います!!

加油!
再見!